da2afef6.JPG八事のフランドルで偶然出あったアートに一目ぼれ。
以前から本来はオリエンタルな絵を欲しかった(つまり西洋からみた和とか和から見た西洋とか・・黒船来航図表とか額装されたもの)ですが良いのがなくて探していたのである。

これはいい!!!。
フランスのマルケットリーで寄せ木アートである。
1920年ごろの作品とされる。作者は不明だ。
貴婦人3人が馬に乗って颯爽と犬5匹と鷹三羽を従え森を駆け抜けている。
とても優雅ではないか。
しかし完全にフランス画と一線を隔すのが色彩の妙と馬の力強さ。
なにか浮世絵のようなタッチにも感じるではないか?
1878年にパリ万博での「ジャポニズム」は最高潮となりその後もオリエンタル文化としてさまざまは芸術家を刺激した。これは1910〜20年頃のフランスで起こったオリエンタルブームの影響ではないだろうか?
いずれにしろ、芸術はめぐり合いであり値切りなしで即決した。後から義父のヒッチコック氏からお咎めがあったのはいうまでもない。(つまりなぜ値切らないという話だ。)

現在は実家の黒紫檀の棚にアールヌーヴォーの照明とあわせて飾ってある。とてもオリエンタルな風合いだ。

追伸:コラムをお読みの読者でこのアートについて詳細をお知りのかたがあればご教授ください。