17d31c08.jpg錦三丁目にて私はある医師がこの間45歳にて梨農家になったことを知った。
小児科医を辞めたわけだ。
外来がたった3メートルしか離れていないのに知ったのは5ヶ月も経ってから。
自分の忙しさにかまけていたか。

僕は彼がいつも挨拶もせず小刻みに下を見て歩く姿を思い出す。

会議で意見する彼の姿もオーバーラップする。

喋る時人の眼を見れない医師が増えている。

勤務医が危ない。病院は医療スタッフのメンタルヘルスに力を是非入れて欲しい。

勤務医は疲れています。

自分はある人から云わせるとやんちゃな医師という印象があるそうだ。
見るからにという医師像とは違うとのこと。

自分は小学2年生で医師となることを自分で決めた。人を助けることに一生をささげると決めたからである。少しの信念の強さ故、人より強いのか?

人間は繊細。家庭に社会に医療に影響される。他人が社会がというより自分と患者との間を仕事では優先させたい。
患者の心と体を大切にこれからも日々の診療に無理せず邁進してその状況を感謝していきたい。

どこかで彼の作った梨を食べてみたいものだ。