e1e0aaa9.jpg仕事中に携タイが鳴った。
向こうでは嬉しそうな林さんの声だ。

林さんの会社で講演させていただいたとき庭の話になった。私が暇を見て作庭する話だ。ちょうど姉の家の作庭をしている時で蹲への道にどうしても古瓦を文様として使用したい旨をしゃべったらしい。

最近、従来の古瓦自体を葺いている家自体がないので困ったなーと思っているのだ。
私が好きな多治見の器やさんである花御堂は素敵に古瓦を玄関に配している。
姉の家の枯山水の作庭も暑さと盆であり中座しているところだ。

林さんからはちょっと以前に「私の地元・滋賀県の知り合いの土木業者が瓦見つけてくれまして・・」とメールを頂いたが実際その瓦をどう保管するか大変なことであり恐縮したものだ。

今回。林さんは滋賀県の有名な漬物やさんでとってもおいしい漬物を送って頂いている。そんな林さんが帰省すると近所で屋根を降ろしていたのだ。

「偶然、近くで屋根をおろしていたので100枚ぐらいよけてもらいました。うちの工場の空き地に保管させていただきます。」

私が無理に捜してもらったわけでは消してないわけで
人のためにこんなに一生懸命探せるかなとハタと感動してしまった。

9月中旬ごろに滋賀県へ瓦を引取りがてら散策といたしましょうか。
口実ができたわけで今から楽しみである。