
日本のわび・さびの精神を教えようととしたが
頭にぱっと相応しい英語表現を当てはめようとしたがなかなか難しい。
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わび<1> 【佗び】
wabi; the beauty to be found in poverty and simplicity and imperfect
さび<1> 【寂】
〈古色〉 an antique look; 《 fml》 (a) patina; 〈閑寂〉 《 fml》
elegant [quiet] simplicity
元は茶の湯独特の雰囲気や境地を、世間ではよく「わび・さびの世界」などと呼び、その意味するところは、閑寂(かんじゃく)・清澄(せいちょう)な世界、あるいは枯淡の境地をあらわしています。
さて、このもの静かでどことなく寂しげな境地、あるいは色彩感を否定したような枯淡な趣(おもむき)を美意識として発展させてこれを初めて世界に発信したのがかの岡倉天心です。
敢て現代日本語に合う様に説明するなら
あくまで謙虚な素朴さを大切にした
まるで未完かのような清澄な優美さ
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やっぱり
わび・さび
って云った方が合いますね。