映画アイロボットなどに描かれるように人間が創造したロボットに人間が襲われるというシチュエーションはSF作家にとっては一度は描きたくなるモチーフであろう。
▼
最近の電子辞書の市場が厚い。子供たちは英語辞書などが収まった機能が多彩の電子辞書を使うのが当たり前の時代となった。
軽くてかさばらない。
辞書も引きやすい。これが支持される圧倒的理由らしい。
▼
私はこと英語辞書に関しては紙の辞書しか使わない。理由は明解である。
紙の辞書には
�＾賤�で単語ひとつで多くの意味や語法が目に入る。
��記憶に残りやすい
��マークをつける、線を引くことで反復性記憶も養われる。
�ぜ�分自身の愛着感が更に頻用性を育てる
からだ。
▼
さらに昔の人が辞書のそのページを記憶したらそのページを食べるという滑稽な記憶方法も、もうそのページが見れないというプレッシャーを効果的に生かした記憶法である。
非便利や非合理的を逆手にとった能力アップである。
▼
電子辞書ではその単語を調べてスクロールしたときこの意味が適切と思い込んだら他のページスクロールする手間は省かれてしまうだろう。
便利は記憶には残らず、脳力を減退されることになりかねない。
同様に手帳に関しても私は紙の手帳を使う。重要なことを実際にメモルという習慣は
記憶・脳細胞にとっても刺激的だ。
▼
映画やSF小説に描かれるようにロボットに人間が征服されることは現実的に起こりえないだろう。
しかし現代の若者がアナログ視点を捨てて電子辞書、手帳を使えば使うほど人間の能力は衰えていくことになりかねない。

ある意味、機械による人間への侵略ともいえる矛盾はもう始まっている。

さて皆さん、一度機械に頼るのをやめてみませんか。