自ずからやるべきことを知る
不可能なことだ。
予見などできない。
二歩先をみることもできないのだ。

然しながら
注意深く足もとを見ると一歩先には
道しるべが
見えるではないか。

その道しるべ=符号は
決して難解なものではないが
見落とすには十分に小さい。
その符号さえ判れば・・・

次の一歩は
小さく踏み出すか
大きく踏み出すか
強く踏み出すか
弱く踏み出すか
横に踏み出すか
後ろに踏み出すか

一歩先がなければ
二歩先も
その遠い先も見えない
全ては今手元に見える一歩

振り返れば歩くべくして歩くべく
一歩、一歩を感じるだろう
必然に歩いたその一歩
やるべくして歩くその一歩
さあ大いなる一歩を歩もうではないか