d37c43f8.jpgもう椅子を置くにも置くスペースもないしインテリア的に退屈なのでドアでも色を塗りたくなってきた。探してみると意外に適当なものはないものだ。適当とは自分の目的とする天然顔料だ。
色も素材もおめがねに適いそうなペイントがようやく見つかった。ファローアンドボール社だ。
英国ファローアンドボール社は、現在でも伝統的な製法でオリジナルの塗料と壁紙を生産している英国唯一のメーカーである。選び抜かれた最高級の天然顔料をふんだんに使用し、丁寧につくられた塗料は他に類を見ない。

ファローアンドボールペイントは132色の英国伝統色を提供する。うち57色のナショナルトラストの指定色をもち、現在でもなおナショナルトラストの建築物の修復に使用される。
18世紀を代表する建築家が好んで使っていた33 Pea Greenや、19世紀初めのイギリスを代表するAttingham Parkの美術館に由来する、42 Picture Gallery Red。

僕の気になる色といえばフレンチグレー、ブルーグレー。この2つの色自体は日本に概念のない色でありロンドンを代表する色だ。
またグリーン系ではサクソングリーンやブレックファストグリーン。ドアや壁に生えそうな健やかな優しいグリーンだ。またイーティングルームレッドはライブラリーやダイニングに似合いそうな英国色。このような素敵な色が天然顔料で手に入れることができる英国ファローアンドボールのペイント。是非自分でDIYにて利用したいものだ。