5f2f6dcc.jpgそれでも地球はまわっている」かのトスカーナの天文学者ガリレオ・ガリレイが唱えた有名な言葉だ。彼が天体望遠鏡を自作して月や宇宙を眺めたのが今から400年前である。

史上初めて人類が月に到達した米宇宙船アポロ11号(Apollo XI)の月面着陸から20日でちょうど40年になる。1969年7月20日、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)船長が宇宙船のはしごを降り、月面に降り立つ瞬間のテレビ・ラジオ中継を、全世界の5億人が固唾をのんで見守った。雑音が混ざるなか、通信機器が宇宙から伝えたアームストロング船長の言葉「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」。

400年前と40年前に月が大きな主役となった今年、空前の皆既日食フィーバーだ。皆既日食では月の影が太陽に映る。その影の辺縁を見つめればデコボコとしており月の表面に起伏があることを示す。

今、中国とロシアそして米国が更なる月への有人探査に意欲的だ。人類は月への歴史的小さな一歩から二歩目に今だ踏めないでいる。それほど月は人類にとって近くて遠い星である。果たして今回の皆既日食に人類は何を見るか?
黒色の太陽か。
黒い影の月か。
その辺縁の光か。

400年前にガリレイが見た月のディテールを人類は40年前に少なからず変えた。
人類は地球のディーテールを変え続けている。
皆既日食で影になる月からは人類の二歩目を歓迎しているようにはどうしても思えないのだがさてどうであろうか。