太陽の塔(たいようのとう)は、1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(EXPO'70・大阪万博)の会場に、芸術家の岡本太郎が制作した芸術作品であり建造物である。誰もがこの異様且つ威容なる姿を一目みれば忘れることができないであろう。当時40年以上前に世界の彫刻や芸術物として何物にも似ていないオリジナリティーあふれるアイデンディティーとして現在も保存されている。

太陽の塔には顔がある。いくつの顔があるか?答えられる人は相当な方だ。現在は三つの顔を持ち本来は4つあったとされる。
故・岡本太郎さんの代表作である太陽の塔の地上には背面に描かれ、過去を意味する「黒い顔」、胴体前部に彫られ、現在を意味する「太陽の顔」、未来を表すおなじみの上部の「黄金の顔」の三つがある。そして地下にあったのが「第4の顔」。地底の太陽を表していたとされる。

中国上海で万博が開催された。20万人が訪れ国際的モラル・マナーの質が報道されている。万博の曲のオリジナリティー問題、使われたマスコットのオリジナリティー問題など現在までコピー模倣を文化としてきたモラル感を此処でも露呈してしまう。
人口1億人の日本でも大阪・愛知と混乱を来したのに10億の国でどのようなことが起こるのか。3日目以降は入場者数の制限はない。いかなることが起きるのか。答えは容易だ。中国の入場者一人一人に問題はない。育む国のモラル教育や安全管理に問題がある。

太陽の塔の黒い顔が中国本土に向けられ見つめている。中国上海万博は、いうなればこのような国民の割り込みや運営自体の醜態もある意味「国際博覧」されているのかもしれない。我々は入場せずにこのような教訓を学び取れることとなる。
これらすべてをもって「中国館」ということか。