6e84de40.jpgソイさんこんにちは。

過日はご来店ありがとうございました。
さて、今日は耳寄り情報?を。

□松坂屋 南館6階美術品売り場にて
"信州木曾の工芸家たち展"

お客さんから"行け"と言われて反駁を
囲う企画展です。
近々の工芸・民芸にたいして辛辣
を上梓するせがれに対して、充分堪能を
約束すると言いましたので、首を取る
つもりで見聞に預かろうと考えている
ところです。

"行け"と言われると"行きたくない"のです。
が、、、、
さて、耳順になりますでしょうか?

あまりにもいいものが多くて迷った
それが明確な回答であった。
中村マスターが
「ソイさんは何をお求めになりましたか・・」
といわれて僕はそう答えたつもりであったが
「それは意外だ。」と何度も首をかしげるマスター。

あれから4年余りであろうか。
信州木工展が星が丘三越であり無性に行きたくなり
30分閉店前に滑り込んだ。
気に留まったが「閑」の竹細工である。
そこで「文鎮」と「一輪挿し」を購入。
4年前にも気になっていたものだった。
4年越しの購入となり奥様に
キンダーブックカフェ中村マスターのことや
そのときに拝見した職人の旦那様のことを
ひとしきりしゃべる。素敵な奥様である。

見事な竹細工は熟練した意図的な巧みな技が
随所に光る逸品であるがそれが一見「あえて主張しない」
侘び寂びとなっている。これこそ日本の美である。
横山大観記念館の話や「それよりも秀逸である」話をして
後にした。
しゃべったのが僕なのか、中村マスターなのかは
僕自身にもわからないが
4年越しの満願も時にはいいものだ。