1cecb07f.jpgメンズファッションに造詣が深いN氏をお招きして雑談
「昨今のメンズファッションどうでしょう?元気があるのかないのかはっきりしないともとれますが・・」
「モードやトラッドは窮屈だね。だって史上最高にタイトでしょう。これ以上タイトになれないぐらい。1800年代のコルセットでも最後にするんじゃないの?だって日本人がみんなジャニーズみたいな華奢ならいいけど、ジャケット羽織ったらはちきれちゃうよ。」
「この間もラルフやブルックス、ドルガバどこもボタンとめようとしたらはちきれそうで横じまが入ってベストみたいになっちゃいました。」
「1980年代には肩パットばっちり、ワイドなジャケット流行ましたもんね。それを見れば今のタイトは一時の流行。いずれ廃れると」
「1980年代のベルサーチなどはもはや今見たらアメフトの選手みたいだもんね。みんなロボコンのガンツ先生になってるよ」
「その例え、理解できませんが・・それはそうとカジュアルのほうはいかがでしょうか」
「カジュアルは本格的に英国や米国源流、イタリア源流ファッションに、メイドインUSA、メイドインENGLAND メイドインITALYに傾倒だよね」
「それで去年あたりから目茶苦茶バブアーとか流行しちゃってるんですか」
「義父が好きでもう30年前からのバブアー着てるんだけどどうみても洒落てないんだよね。なんかこう工事現場とか似合いそうで、安全ってマークが入ったヘルメット被せたら完璧コスプレです。あと何か光る棒持たせたら駐車案内です」
「でもこの間、NYのJCrew見てきた人が言ってたけど日本のファッション雑誌とかおいてあるそうじゃんね。Free&Easyとかね」
「だって今は世界一アメカジやアメトラ理解してるのって日本人でしょ。こんなに熱く語るのも日本人でしょ。もしかしたらイタカジも日本人のほうが強いかも」
「似会うか似合わないかは別としても日本人が一番お洒落かもね。」
「アメリカやイギリス行ってもこんなに母国のデザイナーズブランドやセレクトショップあるところって世界でも日本だけでしょ。」
「本当だよ、だってフェリージとかオロビアンコ、ダニエルボブなんてアメリカのショップ探してもどこにも無いからね」
「それだけ逆に言ったら日本のファッション雑誌やセレクトショップのバイヤーが凄いってことか」
「加えてそれだけ日本の男たちはそれらの人々に影響されやすいってこと!」
最後に一発
「ではこれからの男たちのファッション、何を目指したら良い?」
「一つは流行を理解しながらも流行に手を出さないこと!」
「流行を理解せずに流行に手を出さないのは楽な気がしますが・・」
「そうなんだけど折角今を理解してるんだから、生き証人として理解した上で手をださないほうが男として格好いいだよね」
「それってタバコっていうものも知っているけど吸わないみたいな美学?」
「君は例え好きだね。そうだね。吸わないってことには変わりは無いけど吸わない造詣や背景が深くなるよね。男はそういう年輪や皺の深さが大事なんだよ」
「二つ目は服を持ちすぎず、選びやすくしておくこと」
「なるほど買わないってことですか」
「違うよ。自分のスタイルに合わせてエイジングを楽しんだり、リフォームしたりってことだよ。そうすれば自然とワードロープ増えないでしょ。あと選びやすくしないと毎回家捜ししてる姿ってダサいでしょ」
「それ義父だ!毎回、バブアーのコート探すのに1時間ぐらい出てこないもんね」
「最後の三つ目は・・・?」
「最後の三つ目はその二つの約束を守ること!」
「この守ることができる!ってことが男らしい生き方にもつながるんだよね」
「男は守る守るって口先だけで結構守りませんからね。」
「そういう君だってこの間の約束・・・」
「ではこの辺で・・!」
「おっつい!逃げるなよ、それっと、その覆面はずせよ」

覆面座談会次回をお楽しみね!