「もう二回目ですね」「早くないですか」
「いやあ放射線ばんばん出てるから其のほうがいいんですよ」
「あいかわらずよくわかりませんが・・」
「さて前回は日本人が、日本のセレクトショップが世界一お洒落だと・・」
「そのとおりです(どや顔で)イタリアの無名サルトでも何でも日本が一番知ってます。」
「こんなにINCOTEXが売れるとはね・・・。モンクレなんか盆暮れ含めてみんな買ってますから・・」
「・・」
「さて今シーズンからはドレスダウン、カジュアルアップがテーマです。」
「というとセミドレスっということに」
「まあどう言ってもいいんだけどこの間のイタリアのファッションショー、インコなんかペンキがついたズボンがテーマですからね」
「それ荒川区あたりや名古屋の大須、大阪の下町で昔からいましたよ」
「まさに二年前にダメージファッションはやったでしょ。」
「みんなダメージでしたよね。人工ダメージ。段々、年々激しくなってきて。最初の頃わけもわからず買ったオヤジがあとでクレームいったらしいからね。これ傷んでるって・・。」
「ドルガバあたりはやりすぎましたからね・・。」
「ダメージの次はペインティング、汚れです。ダーティー加工ですわ」
「それ僕なんか外食してると勝手にダーティーになるんだけど・・。」
「問題は本当に流行るかどうか・・」
「そうですね。そこまでやると、なんかお客にここまでついて来れるか挑戦状みたいな感じ・・」
「っそう、高級喫茶みたいなもので1杯700円でも高いほうが来る客っているからどんどん高くしてどこまで客ついて来るか」
「そうなるともうファッションもリサーチ、研究と一緒、動物生態学みたいな」
「実際、日本のセレクトがしかけた春夏のバブアー商戦、完全敗北でしょ」
「確かに、どこのセレクトショップもバブア売り残ってましたね・・。
「夏はどうみても熱いって・・。暑苦しいって・・」
「うちの義父なんかこれ着てハンターのブーツ着たらもう築地の魚屋だもん」
「それ前回聞いたような・・」
「ダメージの次がダーティーと・・・よれ感・・ヴィンテージな皺・・」
「なんかイタリアのタイブランドなんかついによれ感のあるネクタイ出すみたい」
「あれはなんかハチミツ入りの特殊洗剤で洗うらしい・・。」
「なめると甘いのかな、なら糖尿病のひとはそのネクタイいいな。低血糖になったらネクタイ舐めればいいってこと」
「気持ち悪い絵柄だな・・。その糖尿病のひとって義父のことじゃ」
「あたり。飴出せ、飴出せって煩いから」
「総括しますと・・」
「まあ僕らの覆面座談会で総括自体、無意味な気がしますが・・取り止めなしだし」
「じゃあ次回のテーマは・・」
「次回は放射線に強いファッションで行きましょうか」
「じゃあ管総理も呼んで?」
「但し、覆面で!」