
やはり良くも悪くも今までの「日本のplayer」の枠を
抜け出ていない。
何も偉そうなことを言える立場ではないが
技術的にも世界から「ティーショット」と「パッティング」で
大きく出遅れている。
そして何よりも「mentalism」は全くといっていいほど論外。
中村寅吉のカナダカップ優勝、青木功全米オープン2位と
年数だけは世界でも国際レベルの日本
ゴルフ場数も世界で3本に入る日本
国際的ではないのは「男子メジャー優勝無し」だけ
(樋口久子の全米女子オープン優勝があるが)
それを
中島、倉本、丸山等が成し得なかった分を
石川にという期待は申し訳ないが・・
YEヤンやKJチョイ、キムキョンテなどここ10年で国際的playerを排出
している韓国等と一体何が違うのだろうか
やはり「技術的」にも実際には「ティーショット、アイアン、パッティング」と大きく違う。ただ何よりも「精神力」が諸刃の如くにだ。
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タイガー不在の今、今後群雄割拠のように世界ランキング一位は目まぐるしく変わるだろう。ローリー・マキロイが長期政権を取るのかもしれない(いずれにしろ米国人以外の長期政権が濃厚だろう)が、そんな戦国時代にただの一人さえも日本の武将が候補に名乗りあげしていないのは虚しい限りだ。
日本人我々のゴルフの捉え方、ゴルフ場のあり方、ゴルフをする人の人間性、ゴルフをジュニアにさせる父兄の精神性等、脈々と流れる根底の血流を切り換える必要もありそうだ。
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世界的playerの評価記事
新たに世界ランク1位に躍り出たルーク・ドナルド(Luke Donald、英国)は、全米オープンでは石川が考慮すべき選手の一人になるとの考えを明らかにしている。「遼は素晴らしい才能を持った選手。あの若さで、とてつもない成功を日本で挙げ、さらに成功を重ねている。米国でも手堅いプレーを見せている。日本で何度も勝つことで、大きな自信を手にしている。その自信を米国ツアーやメジャー大会の様な大舞台で発揮できないという理由は無い。彼が躍進しても驚きはしないね」
3年前に19歳で鮮烈なプロデビューを飾り、石川と似たような立場にいるロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)もドナルドに同調した。
「遼のことは3年前から知ってる。彼と何ラウンドか回ったこともあるよ。素晴らしい選手だ。まだ、とても若いしね。今では若手選手も多いけど遼は彼らとは違う。去年、この大会で最初の2日を一緒に回ったけど、遼は3日目、4日目に向けて自分を駆り立てていた。そうしてゴルフを物にしていたんだ」。さらにマキロイは、「いつか彼と優勝をかけて最終ラウンドを回ることが出来ると信じている。彼は本当にいいプレーヤーだ。彼の未来は明るいよ」と語った。
石川の潜在能力は誰の目にも明らかだ。しかし、石川はまだ海外で結果を出せていない。過去8度のメジャー大会出場では4度の予選落ちを経験した。メジャーでの最高成績は、今年の第75回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2011)での20位タイで、3度のマスターズ制覇経験を持つフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)に2打差をつけている。
そのミケルソンは、石川について「いつかはメジャー大会を制覇するだろう。驚異的な才能の持ち主で、あの若さにして、すでに素晴らしいゴルファーだ。このまま伸びていけば、複数のメジャー大会で優勝して、多くの成功を掴むだろう。彼は信じがたいショットを放ち、グリーン回りでのタッチも素晴らしい。すでに完成した選手だ」と評した。また、「まだ20歳なんだろう?」と付け加えたところ、実際は19歳だと聞かされて、「すごいね!あとは専属運転手を雇うだけってとこだね」と冗談交じりに語っている。