アメリカ漫画では初期には死刑漫画という分野があった。
日本では捉えにくい、扱いにくい分野である。

大抵はひとコマ漫画で、しかも死刑執行人が一言発するものだ。

その中で珍しく死刑される側の有名な一言がある。
電気椅子に座ろうとすると座面に画鋲がひとつ転がっている。
「おっと、危なく座るところだったぜ」

首斬り台に登ろうとする人へ、執行人が一言
「階段に躓かないように気を付けて」

絞首刑になる前の縄を首に巻きつけるとき一言
「きつくないかね」

家具マニアなのか執行人が電気椅子をひと工夫
「少しでも楽になると思ってロッキングチェア型にしてみたよ」

最後の親切・・余計なお世話とはまさにこれほどの究極はないわけで日本で扱えば「不謹慎」と思われるほど難しい難題をアメリカはさらりと描いている。