b593f401.gif今や押しも押されぬ自動車大国となった日本
第二次世界大戦の敗戦国、日本とイタリア、ドイツ。
その後の高度成長はいわんをや。
まさかフォードが牽引した自動車産業を馬車馬のごとく抜き去るとは誰が予想しようか?

服飾の世界では技術的にはイタリアである。戦敗国となったイタリアにアメリカ・イギリスにわたって服飾技術を支えたイタリア移民たちがわんさか帰国。
それぞれの小さなfactoryとして技術を支えてきたことで今やキートン、ブリオーニ、アットリーニ等おしも押されぬ世界的サルトリアを生んだのである。

このようなイタリアの服飾技術を世界が放っておくわけがなく名だたるFranceやアメリカのブランドが名も知れぬイタリアファクトリーにOEM生産を依頼して、また日本のセレクトショップ産業が栄盛を極めるとバイヤーはこぞってこれらのfactorybrand開拓に飛びついたのである。

さてさて日本である。家内工業的生産がむしろ得意な日本の服飾工場ゆえにこういったfactory生産はお手の物である。日本でもゲッコーやリングジャケット等のfactorybrandが生まれたのであるがまだまたこれから。イタリアがなんと50年で「世界の最高レベルのメンズ服飾」にのし上がったことを考えると日本は「これから50年」つまり2050年で世界の服飾levelに到達できるchanceなのである。
縫製技術に長けている日本にあと足りないものは「立体的裁断」、「ironテクニック」、「手裁縫の緊張度」なのである。これはある意味、コツをつかむまでは時間がかかるがイタリアができてつまりブリオーニができてできない訳がないのである。

日本では過去に世界的なdesignerの輩出には恵まれてきた。ただ地味な縫製levelの学校教育という点においては全くの未開地なのである。(ブリオーニが長年かけてこれらの自前の学校を経営していることは如何にすごいことか!)
おそらくイタリアがベネトンなどのファストfashionの世界的経営に向かないのはグローバルbusinessセンスがないのである。これは日本とよく似ている。「ユニクロ」はいくら頑張っても日本の「ユニクロ」にしかなれないだろう。
business的に数字的に成功してなくても世界的に尊敬される服飾factorybrandを育てられるそんな土壌が日本にはあるはずだ。今後日本のselectショップはイタリア崇拝主義を捨てて日本のfactory開拓に勤しむべきだろう。信じて疑わない。