
小学6年生が不合格の結果をどのように消化するかである。
僕自身も中学受験をしたが、塾へ行かず、急に受験を決めたのでおそらく「不合格」だったとしてもあまり気にしなかった可能性があった。
ところが今の子供たちは皆1〜3年「受験塾」へ通って受験勉強している。これで結果「不合格」とされて皆精神的に乗り越えられるのであろうか。
精神構造的には男子のほうが女子より幼いとされる。
単なる不合格ではフィードバックできない可能性があるのでは?
頑張った結果をもっと具象的に知らせる方法だ。当然、受験料と評してお金をとっているのであるから試験結果はもっと詳しく知る必要がある。
勿論ズバリ科目別でなくとも総合点で「3521人中213番」とか
それが難しければ不合格を5段階評価として「不合格A」とか「不合格E」として結果を伝えるのである。
予備校の試験でも簡単に細かい結果を出す時代に「合格」か「不合格」かという二択の結果しか出ないのはそろそろ時代おくれだ。
特に小学生は精神構造がまだ幼く、その不合格理由を具象化することがその後の消化に影響する可能性が高い。小学受験のように人生で一度しか(浪人がいない)受けれない試験、やり直しが効かない試験においてはこれらのことがより重要になるような気がする。