7e2e4e35.jpg以前はあまり好みではなかったが最近つとに気になる香りがあった。
イタリアから送られる洋服例えばLBM1911のパンツやジャケットにはそんな気になる香りがついていた。それがどうしても気になったのであるが「シトラス」柑橘系の香りであることは確かであった。ほのかに酸っぱく、甘く、落ち着いた香り。
イタリアのありとあらゆる香りを探しては臭いを犬のようにクンクン嗅いで回ったがどうも違う。レモンやグレープフルーツやorangeでもなかった。
そしてサンタマリアノヴェッラの代表する香り・サンタマリアノヴェッラに行き着いたのである。しかしだ。この香水はすぐに香りが無くなってしまう。
1時間ぐらいしか持たない。なんとも儚い香りなのである。

さてさてボクはこの香りの主成分にどうやら好みがあるらしい。
その香りの主成分を調べてみるとベルガモットbergamottoであることが判明した。
これなのだ。いろんなお店や洋服に付いていて気になった香りの正体は!!
ベルガモット(英:Bergamot、伊:Bergamotto、学名:Citrus × bergamia)はミカン科の常緑高木樹の柑橘類。主産地はイタリア、モロッコ、チュニジア、ギニア。ベルガモットの名はイタリアのベルガモで最初に栽培されたからという説、トルコ語の梨の王を意味するBeg armudiから来ていると言われている。クリストファー・コロンブスがカナリア諸島で発見し、スペイン、イタリアに伝えたのも有名。 RAPDやSCARを用いたDNA解析の結果からダイダイ (C. aurantium) とマンダリンオレンジの交雑種であると推定されている。
食べられることはほとんどなく香水やアロマ、紅茶の香り付に使われるものらしい。
紅茶のアールグレイがbergamottoとは知らなかった。あんなに愛飲しているのに。
そりや元々好きな香りだったわけだ。

効能を調べるとベルガモットオイルには活力を与え、 リフレッシュさせる。また気分を高揚させる働きがあるという。つまり、この香りが好みになってきたのはいかに体に疲労があるかを物語っている可能性もあるのだ。とほほ。
アフラックも今までの香水より、こちらのほうが「自然」「爽快」な香りだということで大歓迎。香水というよりルームスプレーやリネンスプレーにももってこいのbergamotto。苗木でも植えたくなるほど今ぞっこんなのである。image22