
プラスティックで取り入れた家具なら「イームズ」も好きだ。
布を取り入れた家具なら「フィン・ユール」が好きだ。
デンマークの著名建築家であり家具デザイナー Finn Juhl (フィン・ユール)の生誕100年を記念した展示が、新宿パークタワーホール・ギャラリーで開催される。会期は、2012年1月28日(土)〜2月12日(日)までの16日間。
本展示会は様々な分野でデザイナーの経験も持つ、ソーレン・ウルリック・ピーターセンがプロデューサーを務める。
フィン・ユールの家具デザインのディテール、シルエット、クラフトマンシップに焦点を当て、1940年以降の現在製造されている作品、および今後復刻される作品のプロトタイプ約50点を展示し、名作を見るだけではなく手を触れ実際に体感出来るという内容だ。
その中でも、世界中で12脚しか存在しないと言われる幻の作品「アームチェア No. 44」は、100周年記念復刻モデル(神代ケヤキ使用)として世界初展示となる貴重な作品のひとつだ。また会場には、家具だけではなく自身が描いたスケッチや図面(複写)、作品中のデザインをモチーフにした巨大なモビール等が飾られ、彼のデザインの特徴である"見た目の軽やかさ"や"自由な感覚"を存分に楽しめるだろう。

