
今でも人の携帯番号ならメモらずに記憶する性質だ。
この間も叔父さんが自分の携帯番号を一生懸命携帯を触って
探しているので暗記している番号を教えたら驚いてくれた。
▼
日本で記憶力を競う大会があるということで調べると
何と52枚のトランプの絵柄番号順に覚えたり
何十人の名前と写真を覚えたり
これをほとんど正解率94%〜100%でやっていくわけなので
凄いの一言である。
元々その大会参加者の多くが「普通の記憶力」だったそうで。
なにやら相当なコツがありそうである。
▼
コツとは
簡単にいえば
「関連付け記憶」が根底にある。
例えばこうだ。15個ぐらいの記憶ならよく知られているのが
「体固定術」
体の頭、目、口、首、胸、腕などのパーツに関連付て覚える方法だ。
「頭に釘が刺さり、目にドライヤーをかけて目が乾いて、口に鞄が入っている。・・・」と覚える訳だ。だから買物に行くときに15個ぐらいなら記憶できるはずなのでやってみて欲しい。
▼
これが52枚のトランプを順番通りだとちと難しい。この場合は絶対関連付けでもimageが重要。多く言われているのが「自分の家」に関連付て覚える方法だ。まず自分の家で、家の門を一番として玄関を二番と動線を決めて52に区分けする。
その順番は常に基礎固定としてしっかり覚えておく。
その52に区分されたその場所に頭のなかで順番にトランプを置いておくわけだ。
そして更にそのトランプを覚えるには3の♠なら「サンスペ・・三平」などと関連付て覚える。これらの記憶術を総称して「基礎固定術」などと言われている。
人の名前を覚える時も「三点式記憶術」でimageを絵柄に関連付て覚える。
▼
ボクら夫婦でボケ防止のためによくやっているのが「番号暗唱」と「逆暗唱」である。最初は6桁の番号を言ってそれを暗唱してすぐさま逆から言うというものだ。
これは記憶以外のものが働くので頭に効く。
6桁ができればさらに7、8、9桁と桁数を上げていく。12桁までやれれば相当な力だと思う。
記憶術とともに頭を使うことはとてもいいことだ。皆さんも是非、暇なときは遊んでみは・・。