eae724a4.jpgそういえば名古屋の丸善が今の場所から無くなることが発表された。名古屋丸善といえば我が父、キンダーブックmaster始め歴々に愛された書店である。明治屋とともにあの一角を風格あるものとしていたのだが残念としかいいようがない。父が東京に勤務時代に愛した日本橋の丸善も僕とアフラックが東京に行くたびに覗く名店である。そこに雄松堂書店がワールドアンティークbookプラザをオープンしたと聞き覗いた。

世界の革装丁本が並び、まさに世界のライブラリーといった感がある。
お店の人に数冊見せていただいた。珍しいjewelryの版画本や絵本など。
なんとこの本屋さんは世界十数箇所の古書店と契約している世界初の画期的システムの古書店なのである。
そこに面白い本があった。開くと本ではなく箱であるといった細工のものは今やたくさん雑貨屋さんにあるのだがこれは違う。本当に本当の本をくりぬいて細工がしてありさながら「007ジェームスボンド」のようなさながら「ショーシャンクの空に」という映画の中で本のくりぬいてあるシーンがあったがそんな本なのである。
聞けばやはり作製は英国らしい。数十冊のなかからお気に入りを選んで購入した。
此処に専用の木箱を作ってもらおうかとかその木箱の蓋にもこのほんのページの紙を貼ってもらおうかとか色々想像してしまう。

父やキンダーブックmasterの愛した「丸善」。ぜひぜひどのような形でもこんな書店同士の提携なども利用してこれからも本の文化を継承してほしい。IMG_1247_s