
「JACK WILLS」である。この誌面でもなんども取り上げたブランドである。
今年2012年。新作カタログがLondonからボクの手元に届けられた。
ペラペラとめくるとその誌面に驚愕。
ボクが何度も提唱した「made in native land」回帰現象をしっかりやってくれているではないか??これはアメリカのRUGBYも若干2012年からその気配があるも、アバクロなんてまったく無し。これはさすが英国ブランド、素晴らしい現象ではありませんか
タッグ、コラボレートのbrandも凄い。
何となんと、我愛する「CORDINGS Piccadilly」がパンツを!
「FOX」や「MOON」がjacketを、それ以外にも鞄や靴、ネクタイなど完全に英国回帰厳守を誓ったアイテムを展開。
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プレピーファッションのニッチ市場を開拓しようと、Peter WilliamsとRobert Shawによって、1999年にイギリスで創設されたブランドJack Wills。なんでも流行を煽るために、上流階級の子息・令嬢が通う寄宿学校で無料サンプリングを行ったとか。近年では、ケンブリッジ大学 vs. オックスフォード大学のポロ対抗戦を開催したり、野外音楽祭やアルペンを含む高級スキー場でのイベントに対してスポンサー協力するなど、独自のマーケティング展開が注目されている。この抜け目のない、一見ありきたりな戦略が功を奏し、ブランド創設10年目を迎えた二年前の売上高は56億円にまで達している。
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ロンドン市内に6店舗、イギリスのメジャーな大学の所在地、高級リゾート地を中心に展開し、2010年5月にはアメリカ初の旗艦店を東海岸のリゾート地ナンタケットにオープン。ポロ、ラグビー、テニス、レガッタ(ボート競技)といったイギリスの伝統スポーツを意識したアイテムから、英国紳士服の伝統を踏まえたフォーマルなアイテム、下着はもちろんのこと大学生には欠かせないルームウェアまで、バライエティに富んだアイテムが揃う。また最近では、ビーチタオルやベッドリネンといった生活雑貨も充実している。
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これはそろそろ日本にも間違いなく旗艦店が出来るか?
やはり、慶応大学等の付近か、表参道か?