著名な写真家であるRANDAL FORD氏に依頼して1933年に発行されたカタログを写真で復刻させた。
この1930年頃といえばカタログ等の表紙は写真は少なくノーマンロックウェルを代表とする画家が描くものがほとんど。
1933年のLLビーンの表紙もウィットに富んだ図柄だ。
奥さんに今日は夕飯の魚を家族分釣ってくるぞと鼻息荒く
パイプ燻らせ格好は万全の重装備で出かけたまではいいが
全く釣れず・・・。
遊びで釣っていたこの近辺の少年が簡単に釣り上げる。
それも自分で手作りの木の枝で作った釣竿だ!!
これ以上、待っても釣れないし・・・。
「おい、坊主、ちょっとその魚を買ってあげようか、お小遣い銭になるぞ。」
「いいよ、おじさん！！3匹もってきなよ。」
「よし、じゃあ一匹quarterで・・」
なんて言う感じの風景を描いている古きよきアメリカ表紙である。
違いは1933年のおじさんの表情。
1933年物はおじさんは少年にお金を払うのを他の人に見られないよう気を使っているが2012年物はどちらかというと少年の目を見れず少年自体に気を遣っている。面白い
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RANDAL FORD氏の手腕も確かなものであり忠実且つユーモラスに撮れている。
RANDALさん！！これを機会にノーマンロックウェルの表紙絵をもう一度写真で焼き直すっていうのはいかかでしょうか。1916年からロックウェルはサタデーイブニングポストで描いていたから2016年は調度100周年。是非ノーマンロックウェルの歴代表紙ベスト10を再度写真で描いてみるといいと思いますが・・。
