子供の頃から百科事典好きであった。母が当時、多くの百科事典を揃えるのが趣味であり(当時世の中は百科事典ブームであったらしい)特注の書棚ケース3つに誇らしげに様々な事典や辞典が並んでいた。
小学生の頃に担任の先生が調べものの授業をするから家からなんでも本を持ってきて下さいと言われ、これらの重い本を何冊もランドセルに入れて学校に持っていったのを思い出す。行きは良いのだが帰りは辛い。
へとへとになって帰ったこともあった。
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244年前に初出版された権威ある百科事典「ブリタニカ百科事典(Encyclopaedia Britannica)」を出版してきた米エンサイクロペディア・ブリタニカ(Encyclopaedia Britannica)は13日、オンライン版に完全に移行すると発表した。同社のホルへ・カウス(Jorge Cauz)社長は声明で「しばらく前から検討してきた印刷版の終了に踏み切ることで、今後はデジタル学習製品の制作企業としてさらなる進化をとげる」と述べた。
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Internet内にある辞典、なんだかもう当たり前のようになった感があるが
ふと、地球上の電力がなくなったらその辞典はどこに存在するのかなどと疑問が浮かぶ。
本当に我々は百科事典や多くの学ぶべき書物を紙媒体から切り離して「存在」に永続性をもたせることができるのか?今まで世界中の図書館と百科事典は一心同体の関係であった。
図書館に意義は大きいはずだ。本に触れるという意味でも。
図書館に行ったら本が一冊も置いてなくパソコンが何十台も置いてある。
「Internet媒体で総て閲覧してください」
そんな図書館であればもはやその存在意義もなくなるだろう。
小学生の頃に担任の先生が調べものの授業をするから家からなんでも本を持ってきて下さいと言われ、これらの重い本を何冊もランドセルに入れて学校に持っていったのを思い出す。行きは良いのだが帰りは辛い。
へとへとになって帰ったこともあった。
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244年前に初出版された権威ある百科事典「ブリタニカ百科事典(Encyclopaedia Britannica)」を出版してきた米エンサイクロペディア・ブリタニカ(Encyclopaedia Britannica)は13日、オンライン版に完全に移行すると発表した。同社のホルへ・カウス(Jorge Cauz)社長は声明で「しばらく前から検討してきた印刷版の終了に踏み切ることで、今後はデジタル学習製品の制作企業としてさらなる進化をとげる」と述べた。
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Internet内にある辞典、なんだかもう当たり前のようになった感があるが
ふと、地球上の電力がなくなったらその辞典はどこに存在するのかなどと疑問が浮かぶ。
本当に我々は百科事典や多くの学ぶべき書物を紙媒体から切り離して「存在」に永続性をもたせることができるのか?今まで世界中の図書館と百科事典は一心同体の関係であった。
図書館に意義は大きいはずだ。本に触れるという意味でも。
図書館に行ったら本が一冊も置いてなくパソコンが何十台も置いてある。
「Internet媒体で総て閲覧してください」
そんな図書館であればもはやその存在意義もなくなるだろう。