


この英文季刊誌をHawaiiなどへ行くたびに持ち帰っている。
実家のリビングの常備誌として置いてある。
LE MONDE D`HERMES
その名の通り、maisonの世界観を広く深く顧客に知ってもらう目的で
年二回「春夏号」「秋冬号」として発行されており、顧客を中心に配布されている。
本来フランス語雑誌が中心のはずだが、現在では英語、スペイン語、日本語と発刊。
中でもl英語雑誌のimageがいいので好んでいる。
創刊は1973年。日本語版の創刊は1987年。
エルメスに囚われず内外のアーティストを起用して
美しいビジュアル誌として構築。
LE MONDE D`HERMES はライフスタイル誌として
もはや稀代の美術本に匹敵する「名品」に昇華している。
元々、エルメスの年間テーマには具体的な説明や定義は存在しない。
この年間テーマは製品にとどまらず、ウィンドウや展覧会、広告を通しても世界に発信される。
1987年からの年間テーマを振り返っても
花火、エキゾチズム、France、アウトドア、日本の伝統工芸、海、馬、太陽、道、音楽、アフリカ、木、星、新正規へ向けて第一歩、未知なる地球を求めて、手、地中海、色とファンタジー、川の流れとととに、パリの空気、さあ、踊りの輪に、魅惑のインド、美しき逃避行、語り継がれるものがたり、現在に生きるアルチザン、2012年時の恵み。
いかにエルメスがライフスタイルmaisonだけでなく哲学的、ポエティックである一面が分かるだろう。