日系企業が中国に生産工場の拠点を持って数十年。
今あるデモ活動が中国の不満なのか「中国のごく一部」の不満なのか

「日本商品を排斥しよう、レアアースを停止しよう」
この気持ちは中国の総意なのか「中国のごく一部」の不満なのか

今やサンフランシスコの中国人街でもデモは広がっている

「made in china」
この言葉は様々な意味で用いられている

低価格
大量生産品
粗悪品

というimageから更に今は多くの一流企業が生産拠点とすることで

大量生産品
でありながら
高品質
を実現するまでになっている。

今のデモもまさに「made in china」品を大量に作っている生産者が多く含まれているらしい。
このデモはまさに「made in china」の歴史に裏付けた高度成長中国で起きている。
このデモ自体が「made in china」デモであることが構造を見ると如実に浮き出てくる。

日系企業は今岐路に立たされている
日系企業はこれからも「made in china」というタグを付けていくことに果たして意義があるのだろうか
その意義の中に「安い労働力、厳しい労働雇用」をこれからの中国に酷使していいと判断するのなら
我々日本人のとても経済的な腹黒さが見えるのではないのか
世界に発信する「ユニクロUNIQLO」などが企業がこれらの中国民意を知っても「中国の安い労働力を厳しい労働雇用で酷使して」fashionを作り続けている現実。
そういう点も含めて見直さなければどんな答えを出したとしても
我々の「made in china」デモ対して上っ面で虚構な答えとなることだろう。