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VICTOR & ROLF と聞いて「知っている」と答えた人はかなりのfashion通か眼鏡通だろう。
それほど彼らの名前は日本において浸透していない。
彼らのメンズラインは特徴的なショルダーのラインをもっておりしっかりしたラベルとともに個性的なmode感とどこかclassicなtasteがバランス良く相まっている。黒やグレーをベースとすることが多くボクにはマルティンマルジェラのdesignーtasteとどこかかぶる印象がある。ボクは決めていることがある。今度タキシードを買うならタキシードで有名なドルガバではなく此処のbrandのタキシードjacket購入したい。それほどこの写真のようにタキシードdesignは唯一無二でいてどこかclassicなtaste。とてもお気に入りなのだ。

本来はfashionを主体とするdesignerであるが日本ではどうもメガネアイウェアdesignerのimageが強いらしい。
確かにかれらのdesignはfashionと共通するiconである。クラシカルdesignを昇華させてモダニズムに上手く落とし込んでいる。かれらのファッションスタイルにもこのメガネはとてもバランス良く似合うだろう。
今回、妻アフラックにはこのbrandのアイウェアを作製した。モデル名70-0089-2 であるが色カーキ(olive)がとても良い。またこのボストン型にこの色はよく合う。アフラックは以前中学生のころにこのタイプをかけていたらしい。
一部で「doctorスランプアラレ」ちゃんと呼称されていたことも発覚。
故にこのBostonタイプには深い縁があったようだ。
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実はこのVICTOR & ROLF のbrand、Europaではとてもハイエンドなbrandである。jacketで10万円以上することが当たり前でありマルティンマルジェラ並みのbrand評価である。ところがアイウェアはとても低価格である。このdesignにしては有り得ない出来だ。fashionとともに日本での過小評価が見直されるべきdesignerである

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ヴィクター&ロルフとは、ヴィクター・ホルスティング
(Viktor Horsting 1969年 イスラエル生れ)と
ロルフ・スノーレン(RolfSnoeren. 1969年 オランダ生れ)
のユニットの2人組デュオ・デザイナーのことをいう。
1993年ブランド設立、本拠地をオランダにおく。
1998年パリにてオートクチュール
2000年よりプレタ・ポルテを発表。
2001年より色彩に特化したコレクションを開始。
2003年パリ国立衣装テキスタイル美術館(ルーブル