水田順子さんの木版画

水谷靖さんの湯呑

田村浜男さんのそば猪口

飯島正章さんの一輪挿し(竹細工)

これらに何とも言えない「美しさ」を感じるのは何故でしょうか?

丸山太郎さんの言葉を借りるなら

「 美しいものが美しい。
    では何が美しいかと申しますと、
色とか模様とか型とか、材料とか、色々あります。

その説明があって物を見るより、
     無言で語りかけてくる物の美を
感じることの方が大切です。 

何時、何処で、何に使ったかということでなくて、
     その物の持つ美を、直感で見て下さい。」

まさにそういうことなのでしょう。



久々に水谷窯の湯呑みを手にとって
茶を飲んでみて

水谷靖さんに連絡してみた。

飛騨の窯から島根県松江に転居されて窯を移されていた。

良い意味でオシドリで営まれていたが、奥様が他界されてご主人一人で頑張っていると。

あの湯呑みはもう作っていないようでその風土にあった作品作りがモット−である事を伝えている。



飛騨に何度も訪れて夫婦のもてなしに癒されたことを思い出した。

出会えたことに感謝。

湯呑を今一度手に取り ありがとうございますと。