
おもてなしの極意なんてもの 存在するのかと言われれば
存在などするならすがりたいと万の人が集まるだろう。
ニューオータニホテルしかり帝国しかり名だたる純国産老舗一流ホテルには
名物ホテルマンがいて その方々それぞれのおもてなしに一同お客が満足したものだ。
ニューオータニの宴会係で長らく務めた木口さんしかり、帝国で今もなお現役で働かれる小池幸子さんしかり
ただ彼女たちはその極意を、このように淡々と答える
・やはり基本を大事にすること
・身だしなみ・態度動作・言葉遣い
・残りの10%は状況に応じて自分がすべきことを考えて行動
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彼女たちから言わせれば、簡単なようであるのがおもてなしだが
僕は そうは思っていない。
それなら皆一様にできるのだがそうではないのだ。
彼女たちが自分では気づかない行間の意は何だろうか?
まず、自然体でいること これが難しい
笑顔それも自然な笑顔 笑みとでもいうのか これも難しい
色々な価値観の方をおもてなす手前 かなりの知識・雑学・教養を身に着ける もっとも難しい
客のために10%の最善とおもう行動をとるときに、差が出る。
一流とは何かを知らねば 客が一流のサービスを求めたときに満足させることなどできないだろう。 時に一流のレストランや一流の芸術や一流の宿泊を体験することも大事だろう。
まずこれらのことに 上からいわれて行動して自主勉強ではすでに素養はなしと思えと
誰かからは教えられた・・。その通りだ。今では言われてもやらないひとばかり。時代か
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そんな純国産老舗ホテルも最近では、海外からのお客需要が伸びて
どちらかというとそういう 日本のおもてなしを求めるお客自体が減っていると
たしかに、最近は 例えば帝国ホテルでも
「 荷物を預けておきますので宿泊の部屋が空きましたら上げておいてください。」という要望に
40年間記憶の限り 「 はい」が 先日は 「 こちらでお預けのみで再度チェックインの際に荷物と一緒でお願いします」と言われてびっくりしたことがある。(普通のホテルでは当たりまえかもしれませんが)
ビジネスホテルではなく天下の帝国、しかも大したことがない客の唯一の要望が最初から覆すのは釈然とせず 再再度要望したら、やっと要望が通る。これしきのことで何度も言わせるんじゃ時代も海外客に合わせて逆行したなと。おそらく3回目でも云えばクレーマー扱いとなることは明白。おそろしい。チェックアウト時に謝罪されるが。
翌週にニューオータニで宿泊
「 お客様は禁煙の部屋の要望でと承っていますが・・・」 「その通り」 「禁煙の部屋でよろしいでしょうか」 「 そうお願いしたはず」と
深夜部屋に初めて入って寝始めて ふむ
なんだこの煙くささは さては 電話すると 「 喫煙の部屋です」 「いえ彼と2度アイコンタクトして禁煙の確認しておりますが」 「失礼しました」
これはなんだろう。おもてなし以前に、虐待なんだろうか。
翌日、彼と副支配人がどうしてもお会いしたいと
「 なぜあれほどまでに貴方から禁煙の確認を双方でしたのにあえてあなたが喫煙の部屋に入れた訳は聞きません。私はあなたが喫煙の部屋に案内したその心を今回は受容します。ただしニューオータニの精神は今も昔もこれからもそれを受容しないことを知ってください」
とだけにっこり伝えて後にした。
彼にはそれで十分であったと思った。
少年のころから定宿として愛して利用した身としてはこのホテルを責めるつもりはない。
自分からこれに気づいて何かを勉強しているか?
もはやこうなると第二の小池幸子さんを生むのは至難の業か?
おもてなしの極意とは何なのか?
やはり
自らの絶え間ない努力
と
それを微塵もみせない自然体から紡ぎだされるのだと
あらためて、今存在する一流のおもてなしは素晴らしいものだと
無形文化財になってきましたね

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