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思わず目を見張った

このポスト印象派の画風

色価 色合い 色バランス
デフォルメの取り方
フランス画壇には見られない筆使いだ

デンマークにはこれほど埋もれた油彩画家が
いるのかと

ヴィルヘルムハンマースホイは 
オルセーを皮切りにニューヨーク
松方コレクションや近年 国立西洋美術館での展覧
また来年の東京都美術館で展覧を控えるほどほど
国際的再評価が高まっている

ただ同時期の他の星の数ほどいる画家たちは

ほとんどスポットが当たっていないばかりか
北欧ヴィンテージ家具以下の評価に甘んじている

スウェーデンも同様てあるが
デンマークは近代的発展のために
何で国際的経済的アドバンテージを獲得するか
苦悩してきた背景がある

最終的に  デザイン インテリア 食器などで
外貨を獲得する手段を選択したが
その大々的好評を得たのは
自国の評価でなく
米国のそれがほとんど 

第一次北欧ブームがアメリカで起きたときでも
あのフィンユールでさえも

アメリカの高い評価が出るまでは 自国では
最低の批判対象にあった
今では信じられない話だ

つまりデンマークでは
評価をするのは自国ではなく  資本経済の主座
アメリカ、他国のヨーロッパの評価である図式が
1950年代から完全に根強いた

デンマークデザイン黄金期を過ぎ行くままに
油彩画家たちは
ほとんどがデンマークを出てパリに絵の勉強を求めた

が自国に戻って 自国の人たちに
評価されることは少なかった
外貨を獲得する手段が
インテリアに合った背景が色濃い時代
絵画芸術が食えない 自国の無関心の憂き目にあったことは想像するに容易い

ここ最近は
北欧ヴィンテージ家具の買い付け時に 
どうせだから
この絵を持っていく?とばかりに
日本の家具屋に置いてあることも多くなってきた

フィンユールで有名になった
ヴィルヘルムルンストームなどは
まさに彼の部屋に飾ってあることで
有名になった画家である


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彼の絵はここ最近になって
高騰してきたが
ちょっと前までは油彩で
数万円だった 驚愕な状況

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そういえば 彼の絵に描かれている 花器をRAWII社がデザインを掘り起こして
MOMAで扱われる商品が感度の高い消費者に売れている

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北欧の油彩絵画から起こった内なるムーブメント!

銀座ルカスカンジナビアは
日本である意味 唯一のミッドセンチュリー期の
北欧油彩画を扱うが
30から70万円前後
まあ良心的価格だろう


例えば扱う油彩画家では
axel benzen氏のものは
窓辺や風景画でも非常に北欧インテリアに
なじむものだ。


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無題



ただしデンマークでの仕入れ値は
数万円前後の可能性だけに
(近年 高騰中)
輸送費や新たな額装費の付加価値を入れても
おこがましいと言えばそれまでだ
(今だとcanvasから絵の具など材料だけでこの大きさなら3万円は超えるというのに)

声を大にして言いたいことは

デンマークのミッドセンチュリー期の
ポストモダン ポスト印象派 キュビズム
の絵画は
まず
インテリアに馴染む!
これは彼らが部屋に飾ることも念頭において
描いていることが理由だ

そして
手に入れるのならここ5年が勝負だろう
あまりにも素晴らしい油彩画が埋もれすぎている

サザビー や クリスティーズなどに?
目をつけられたら大変なことになります!
さあ
今からデンマークへ
家具や食器ではなく
絵を求めて  笑