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荻須高徳のパリのアトリエだ。
グレーを基調とし窓の大きいアパルトマン。


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絵を観に来たというよりは
このアトリエを見に来た

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ほとんど知られていないことに
稲沢市に荻須美術館がある。
荻須といえば
パリ画壇でもレオナール藤田とともに
愛されフランスで生涯を過ごして 
画家として全うした数少ない日本人である
若くして客死した佐伯祐三も含めて パリといえばこの三人が思い浮かぶ。

ギャラリーなどでは
水彩画のリトグラフを頻繁に目にするが、
油彩となると
ほとんどない。

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彼の作品に共通することであるが 街のシンボルは描かれていない。
まさにその街の 何気ない風景 街の日常風景を描きこむ

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モンマントルの寺院をこれ見よがしには描かない。
彼の視点は 何気ない その街かど 街角に釘付けである。
藤田・佐伯・荻須で 誰の作風・油彩が好きかと言われれば
荻須か。
自分の感じる パリが 荻須から 感じる。

Ogisu_Takanori_bijutsu-techo_Japanese_in_paris_1960s

雨の稲沢で美術館をじっくり鑑賞した。

出れば もう すでに雨はやんでいた。

今年も また 家族を連れて パリに向かう。

パリは いまも 芸術の都である。

荻須の描いた街角 これ自体が まさに芸術であり
街角の 散策が まさに 美術鑑賞そのもの なのかもしれない