友人が教室で
先生! 
今日はソウマン休みだと思います!

天気が雨だから

そんな事が許される高校時代でした

雨が特別嫌いと言うわけでもありませんが

好きでもない

だから
いつからか
特別な日は
雨が降らなくなった。



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雨が降ると思い出すのが

土砂降りの中の友人とのゴルフ

そして

雨の徳島 日本最大級の恐怖の喫茶店

そして
霧のサンフランシスコ

そして

傘をささないロンドン

ロンドンに行く前
英国通の古道具屋を営む知人が
行くならこの1軒是非と

ジェームズスミス&サンズを推薦してくれた。

もっぱら情報も人も物もレストランさえも
ネットや情報誌より
知人などの縁ある情報を大切にする。

もし もしかしたら
なにか見えざる手が
僕の好奇心の塊のど真ん中に
突き刺して
頑固な僕を動かすなら

そんなネットや情報誌で
知らせる訳ないと言う
逆説的理論

無い頭を振り絞るより
縁ある情報に乗っかる

もしくは
行き当たりばったり!


とは言うものの

行き当たりばっちりになるのは

その時の其の場所で
さらりと
縁ある情報にまたまた乗っかるからだろうと

何の話だっけ?

雨の話だっけ?

知人が折角教えてくれたので
其の英国最古にして
日本には一切売っていない
1830年創業の傘屋に
赴いた。

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彼が言うには
大英博物館の近くですぐにわかると
言っていたが

私達3人は

ぐるぐるぐるぐる
ロンドンの路地を回り

誰に聞いても
誰もが知っているという
ヘェイマウスな世界的な傘屋を
知らない人ばかり!

ついには
雨が降り出して!

最後にと聞いた人も

やっぱり 
知らなかった。

そして ユリさんが
顔を!上げて
ソウマン! この店じゃないの?!
とわれわれは
まさに 其の店の前にいたのだ。

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苦労したのであるが
僕が欲しい傘はスーツケースに入らず
小ぶりの傘を三本購入した。

今では
この取手の動物を彫る職人さんが居なくなり
とっても貴重な傘と云われた。

犬2匹と猫1匹。

今日は3人で 歩いてランチにでかけ
馴染みの和菓子店でカステラを求めた。

その時のお供として
3匹を連れて行く。

小ぶりだがなんとか僕もおさまる。

今や欠かせない傘となっている。

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3匹との付き合いは
まだまだ

始まったばかりである。