とある大学病院が医師1人のコロナ陽性で 病院外来閉鎖・救急閉鎖を決定した。
そのときでも 非常に 疑問があった。
あれから すべての都道府県に緊急事態宣言が出された。
どこの都道府県でもコロナ陽性患者が存在し県下を代表するどこの大規模病院にもコロナ患者が入院している
そんな状況である。
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またしても とある大学病院の 看護師2人でのコロナ陽性で病院外来閉鎖・救急閉鎖を決定した。
2週間と少しGWまで閉鎖だという。
これは とんでもない 問題だと感じた。
案の定 昨日 そこの病院の受け入れ拒否された 通院患者から 近隣の病院に電話がなった。
更に入院が必要な準重症患者も救急搬送されたが そこの大学病院患者で受け入れ拒否だったそうだ
どうして貴院に何度も入院している患者なのに受容できないのかと問い合わせると
「重症なら受容します」という
「重症ってなんですか」というと
「セプティックショックなどです」という
(敗血症性ショック状態の意味だろう)
「そんなのは患者には判断できませんよ」と伝えると
「そちらで重症と判断されたらこちらに搬送ください」という
「いや重症になったら搬送は困難なはずでは」
「・・・」
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大規模病院を地域で経営管理するということは
既存患者に対して常に医療責任を負っていると 信じていたが
そうではないらしい
たかが 看護師2名の陽性で
そのすべてを放棄?近似した完全医療放棄を感じ失望した
病院閉鎖 救急外来閉鎖している地域中核の大規模病院の
管理者・医師に改めて言いたい (小さなリハビリ病院のことではありませんよ)
既存患者は あなた方に助けてもらえると信じて命を預けて何年も何十年も受診されています。
既存患者で緊急入院治療が必要な場合は基本 受容するようお願いします。
重症なんて患者には判断つきません。
厚生労働省によれば
入院が3週間以上要する病気が重症という定義なら
そんなの最初からわかる患者も医師もいません
通院治療ではなく入院治療を要するのが重症でいいのでは?
あくまで判断はシンプルです。
これからコロナ陽性が病院スタッフに出てくる病院は
必ず一般外来は制限しても既存患者の緊急入院受容は制限してはダメです
確実な受け入れ導線は確保ください
一般外来と違い その場合の救急患者導線は
感染対策がなされれば何らコロナ感染拡大にはなりません
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本日 東京都の都立墨東病院の会見を閲覧した。
「本日新たに12名(患者3名及び職員9名)の陽性が判明いたしました。これに ... 救命救急センターについて、当分の間、新規患者の受入れを停止する。とあった」
さらに これでも医療崩壊の責任を感じているとあった。
このコンセンサスはぎりぎり合格、これ以上を望みたい。
既存患者は守ってほしい。 コロナを印籠にして コロナ以外の人を死なせてはいけない!
現在 全国に蔓延しているコロナを逆手にとって
今 病気に苦しんでいる患者を緊急受容拒否にしたりすることは
ほんとうに医療だろうか
「病院閉鎖」は言ってみれば簡単だ。
ただこれほどコロナが普遍化した状況でもこの切り札をいつまでも出すのはおかしい。
ハーバード大学も この誌面通り
収束に半年、終息に2年と判断している!
そしてコロナ陽性患者の職種別ランキングは、どこの国も医療者がトップである。
そのたびに病院閉鎖が許される わけがない。
じゃあ誰が診る??
コロナ問題の新たなひずみは やっぱりひとの判断
ある意味 コロナよりこわいもの だと感じる
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