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jardin


庭 Jardin の 再構築を 2年がかりで行うことはこの誌面で伝えた通りなのですが

じゃあどのようにと言っても こればかりは 行き当たりばっちりと行きにくい。

その大きな要因に 植物は ままならないということ
思うように 環境 ( 気候・土壌 )などに馴染めないことが避けられない

絵画を描くように はい この通りというわけにはいかない。

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今までの23年前に描いた図面では サンフランシスコの公園のような庭をテーマにしてきた。

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今回のテーマは 継承する可能性がある アノンさんの意向を受け

オランダや英国、パリの一部で新興された 自然主義的庭園 ナチュラリスティックガーデンである

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Piet Oudolf Garden

GALLERY


樹木はせっかくこの土壌で生かされ馴染んでともに育っているので多くを継承するが
基本的なすべての植物を入れ替えるつもりだ。

宿根草としては
ラベンダーグロッソ
Frenchラベンダー
ブルーキャットミント シックスヒルズジャイアント
ルドベキアヘンリーアイラーズ

ユリオプスデイジー
グラス カラマグロスティス ブラキトリカ

スティパ
グラスミューレンベルギア カピラリス
グラスミューレンベルギア リンドヘイメリ
グラスペディア グロポーサ
サルビア ネモローサ カラドンナなどを群生させるイメージで。


樹木として新たに迎えるのは
イロハモミジ
ミモザ
ライラック
ジャックモンティ
クックベリー
フェイジョア
ベリー系
スペイン・イタリア系統のオリーブ
などなど

ピエトウドルフや様々なガーデニングの手法を書で学び
行き当たりばったりを今回はやめて
土壌からしっかりプランニング図面を引いて対応してみる

viewpoint を矢印のごとく7方向としている。
その上でガーデニングエリアをA B C D E F G と こちらも7か所
そして 鉢植えコンテナエリアを A B  C D E G と こちらも7か所

僕流に 今までの庭園の手法は three '7 「777」wayで行ってきており
今回の自然主義的庭園でも同様に行うこととした。

大体 人間のひとつの庭園を見る視点は7つまでが限界であり 欲張ると散漫になってしまう
7つの視点のためには 7つのエリア分けをすることで方向性が決まる。

コロナのせいで ではなく コロナのおかげで 色々なことが打ち込める2年に!

2年経過したときに こんなにいろいろなことを覚えた 成長できた そんな2年にしたい!

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