米ニューヨークにあるメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)では現在、世界的な建築家 フランク・ロイド・ライトに関する展覧会が、2020年4月5日(日)まで同館のThe Met Fifth Avenueにて開催されている。

そこで発表されたのは生地や壁紙といったもので、彼の建築言語をベースとしつつ、特定の建築物に触発されたデザイン。「Schumacher’s Taliesin Line of Decorative Fabrics and Wallpapers Designed by Frank Lloyd Wright」(1955)という見本帳に掲載されたという。ただ、この見本帳は100部しか発行されず、正規販売店のみが入手できたそうだ。

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その100部のうちの1つが 「 うちにあるんだよ 」って言っても ユリさんは一向に興味を示さないので おいさおいさと下の一階の書棚からSCHMACHER’sの見本帳をよいこらさっと持ってきた。
そうなると観念したのか ふむふむとさも興味ありなんといういつもの顔つきでみて
何でここにあるのさと聞き返す。
東京のコレクターからだいぶまえに購入したのだよと伝えた。
こういう見本帳っていうものには興味があって バロッサバレンティの革見本なども所有している。
自分は この見本帳から気になるフランクロイドライトの壁紙をスクラップして
フランクロイドライトのコレクション展示をしたいと思っていたので
ある意味 メトロポリタン美術館に先を越されたなどと つぶやいた。
以前から彼の作り出す世界観の中では とりわけ日本でやれ照明や椅子ばかりが目立っているが
絨毯や壁紙にはとても優れたものが多い。
世界最高の建築家、建築界の妖怪 、人生を3回味わった男
かれのそんな呼び名が こまごまとしたテキスタイルや壁紙、絨毯などの再発見に時間を要したのではないか。いつも彼を思い出そうとすると 彼の性格と波乱万丈の半生がそれを邪魔する
30年前にもかれのデザイン絨毯を作っているアメリカの会社があったがどうなったか知る由もない
が、今年 彼のデザイン意匠からインスパイアされたラグのブランドが新たに登場したようだ。
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さて同展では、アメリカのF. Schumacher社が制作したオリジナルラインから、この見本帳とそこで紹介された生地9点を紹介。そのほか、わずかな数しか制作されず市場には流通しなかったフランク・ロイド・ライトがデザインした木製の花瓶2点と、写真家 ユーサフ・カーシュ(Yosuf Karsh)が撮影した同氏の1954年の写真も公開されている
これぐらでメトロポリタンとしては展覧として成り立つのかと驚愕してもいまの社会情勢ではあまり展覧に来場した方も少ないことだろうと同情。
そういえば ユサーフカーシュの写真は1枚持っている。
これもアンティークショップで突然発見してすぐに即決持ちかえったものだ。
ノーマンロックウェルの自画像。これもいずれ紹介しよう。

そこで発表されたのは生地や壁紙といったもので、彼の建築言語をベースとしつつ、特定の建築物に触発されたデザイン。「Schumacher’s Taliesin Line of Decorative Fabrics and Wallpapers Designed by Frank Lloyd Wright」(1955)という見本帳に掲載されたという。ただ、この見本帳は100部しか発行されず、正規販売店のみが入手できたそうだ。

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その100部のうちの1つが 「 うちにあるんだよ 」って言っても ユリさんは一向に興味を示さないので おいさおいさと下の一階の書棚からSCHMACHER’sの見本帳をよいこらさっと持ってきた。
そうなると観念したのか ふむふむとさも興味ありなんといういつもの顔つきでみて
何でここにあるのさと聞き返す。
東京のコレクターからだいぶまえに購入したのだよと伝えた。
こういう見本帳っていうものには興味があって バロッサバレンティの革見本なども所有している。
自分は この見本帳から気になるフランクロイドライトの壁紙をスクラップして
フランクロイドライトのコレクション展示をしたいと思っていたので
ある意味 メトロポリタン美術館に先を越されたなどと つぶやいた。
以前から彼の作り出す世界観の中では とりわけ日本でやれ照明や椅子ばかりが目立っているが
絨毯や壁紙にはとても優れたものが多い。
世界最高の建築家、建築界の妖怪 、人生を3回味わった男
かれのそんな呼び名が こまごまとしたテキスタイルや壁紙、絨毯などの再発見に時間を要したのではないか。いつも彼を思い出そうとすると 彼の性格と波乱万丈の半生がそれを邪魔する
30年前にもかれのデザイン絨毯を作っているアメリカの会社があったがどうなったか知る由もない
が、今年 彼のデザイン意匠からインスパイアされたラグのブランドが新たに登場したようだ。
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さて同展では、アメリカのF. Schumacher社が制作したオリジナルラインから、この見本帳とそこで紹介された生地9点を紹介。そのほか、わずかな数しか制作されず市場には流通しなかったフランク・ロイド・ライトがデザインした木製の花瓶2点と、写真家 ユーサフ・カーシュ(Yosuf Karsh)が撮影した同氏の1954年の写真も公開されている
これぐらでメトロポリタンとしては展覧として成り立つのかと驚愕してもいまの社会情勢ではあまり展覧に来場した方も少ないことだろうと同情。
そういえば ユサーフカーシュの写真は1枚持っている。
これもアンティークショップで突然発見してすぐに即決持ちかえったものだ。
ノーマンロックウェルの自画像。これもいずれ紹介しよう。
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