朝からユリさんが笑いながら
報告されています
誰にしているのか
どうやら僕にしていると
辺りを見ても僕だけしかいませんから

友人のチエちゃんとタカちゃんとHOTELの朝食バッフェでの話のようだ。

こちらもふむふむと
聞いてる振りをしても
簡単にばれるようで真剣に聴いてみる

何でもそのHOTELの朝食バッフェは人気でなんとも賑やかである。
少し3人では狭いかなっと思うけど
ホテルマンはそこしかない残念ですけどと
真ん中の壁際の椅子席に御3方を案内した

食材バリエーション豊かなバッフェですから
食欲旺盛な3人が運ぶお膳は
見る見る沢山の皿で埋め尽くされ
当然椅子席の少し手狭なテーブルはところ狭しと隙間がないほどに!

それでもチエちゃんがさらにトイレに行きがてらスムージーをとり行った。すると先程要望を伝えたホテルマンがやってきてあちらに広いソファ席に移動可能と案内が来た

やれやれと
移動したが
チエちゃんが一向にやってこない

胃腸風邪かなぁとタカちゃんも心配しておりましたが食欲旺盛な二人はまぁまぁ食べながらとパクつく

それでも遅いなと辺りを見回すと
なんと先程の壁際の椅子にチエちゃんは座って食べております。
それだけではありません。
その後に更に案内された若い客がタカちゃんとユリさんの椅子に座っている。
若い客はチエちゃんが陣取っているために
自分たちのお膳を膝の上に載せて
猫背で困ったなぁと
更に飲み物を手に取って
不憫に食しているのです
チエちゃんはそんな事
知らぬ尊前
悠然と食べているのです!

チエちゃん!!、!
ユリさんが チエちゃんに大きく手を振ってサインを送るとチエちゃんはぺろっと恥ずかしそうにテーブルの上のお膳を片付けしだした。ホテルマンたちはそれ気づいて迅速に
案内と片付けをサポートされたのですが
その後ユリさんが目を見張るような
光景が広がったのです。

ホテルマンは若いグループ客のために
その手狭のテーブル 椅子を瞬きをするやいなやの電光石火にパタパタと広げL字の大きなテーブルや椅子に
早変わりさせたのです。
先まで膝の上に肩をすくめて食べていた
若い客たちは
ようやく膝の上のお膳をテーブルに置いて
フーーーーっと
ほっと安堵のため息をついた
その何とも言えない表情

ユリさんは食べるのも忘れ
大笑いしたのです!

ワハハハハ!

そこでユリさんは目を覚ました。

懸命に僕は朝からユリさんの話を聴きました。

話を纏めると
どうやら夢の話でした
ユリさんにはよくある事です

その後anonさんが朝起きて来ました。

ユリさんがanonさんに駆け寄り
思ったとおり
HOTELの朝食バッフェの話をしだしました。
anon!ちょっと聞いて!