小学4年anonさんが帰宅するなり ちょっとちょっとと担任の先生の話をしてくる。
ぼくも一度接見していたが何とも好感のもてる先生という雰囲気だった。
社会の専攻でフランス歴史も好き、
どうだ諸君これだけでanonさんとのご縁がありそうじゃないか。
おまけにこの学校に来てから始めたというギターを教室に持ち込んでいる。
どうだ諸君これだけでわくわくするような映像が!
芝生を囲んで肩を寄せ合いフォークソングを歌い合う姿が浮かばないか?
(古すぎないか!)
(誰に言っている?!)
隔日登校日はクラスも半分でありまばら・・「 みつみつみつ!!」という注意ばかりがどのクラスの担任も繰り返しフレーズ、甘党の子供がいたらよだれが止まらないだろう。だた担任だけはだまって皆を観察していた。そういうことではなく、担任の第一印象は娘にとって( なにか叱るのを初日だから我慢していた) へぇ〜そんなこともわかっちゃうなんてビンビン敏感肌な子供だと感心していた。子供の頃にユリゲラーに憧れてテレパーシーが本気にできたほうがいいと思っていた少年だからanonはすでにその術を獲得している術者だ。でごワイ。
一日おいて担任の我慢の緒が切れた。簡単だった。叱りまくった。「 みつみつみつ! 離れろ! だまれ! 」 anonもただただ叱られたと珍しくしょげていた。
一日おいて 担任に変化があった、弁当のときに(そう! いまは弁当、ユリさんの愛情弁当、anonの優しさで手間がかかるから冷凍でもいいよって、それに甘んじず一品は手作りで挑戦する 何という愛情の応酬ドラマだ)。 そのとき 担任から 「 おててを合わせて! 」 小学4年の男児・女児は凍り付いた。「 御てて?!ですか?」 すかさずanonの質問だ。ジャーナリストanonは間髪入れずに質問をする。大人が狼狽するほどの。 すると担任 「 そうだよ♡ おてて 」
anonはおとなごころで悟った・・・おねえまんず正体やぶれたり・・・と。
翌週からは全開だった。「 じゃあ みんな〜♡ 行くわよん♡ 」
この学校の新任としての20代男性教師は もうはじけた!!
この学校で私ははじける!とすがすがしく、anonはすでに受け入れた
が のこりの全員は きしょい!と反発した。
さっそくユリさんから心配そうに大丈夫かしらと相談された。
時代はどんどん流れている、コロナだって旧型ではなく新型の時代だ。
ポケットベルもなくなった、ラジカセだってないぞ、なのにオネエマンズの担任ぐらいで
がたがた言ってはならない、担任だって新型の時代だぞ、むしろ感謝してウェルカム♡だぞ
新型!万歳だ 万歳、万歳、万歳三唱のときだ、いいか
いまにマツコ・デラックスのような校長が小学校に現れる!!んだぞ。
ふむふむとユリ、意外とたのもしいだろう!
いまあの担任はそのおとなの階段をのっしのっしではなく いやあん いやあんと言いながらのぼっているんだ、その階段のはしごを理解無くはずすのではなく、
柱を家族3人でささえようじゃないか。な、新型の時代の生き証人だぞ、
多分 こんな感じで熱弁をふるったが
anonは腕組んでへえ〜そんなもんなのねとどっちが大人かわからなくなるような雰囲気でぼくを見上げた、コワイ、
そしてユリさんと早速「 オネエマンズ天然保護対策チーム 」結成の調印を執り行った。
今のところ二名が参加している
早速 次回 担任にあったらこの書類を提出せねばと。応援したい
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