アノンさんの夏休み自由研究課題

思い起こすと彼女の課題はいつも面白い

小学1年生のときは
「 うけたくない透析 」

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小学2年生のときは
「 肺ってどうなっているのかな 」

小学3年生のときは
「 しまかんこうの たからをさがせ 」

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小学4年生の今年は
「 庭は なぜうつくしいか 」である。



西洋ガーデナーの手がけた庭を
ともに鑑賞した・・・

すぐのご近所には これほどの庭が存在する
ならば家に庭は要らんか
それとこれとは違う



古いことわざに
「 一日を楽しく過ごしたければ

      友と酒をかわせ

  1週間を楽しく過ごしたければ

        豚を一頭で宴をせよ

  一か月を楽しく過ごしたければ

      嫁をもらえ

  一生を楽しく過ごしたければ

        庭をもて  」

を思い出す


わが師である岡倉天心もこう語っていた

「 人は 恋した女性に花を贈った時から
  けものから にんげん になった

   植物を食べる対象にしていたが
    花を美しいと思ったときに
      そこに芸術が生まれた    」

本当に好きな人には
無性に花を贈りたくなる!ものだ
これは 本能だ

植物に関しては牧野富太郎さんに教わったことが何よりも大きい

「 ひとの一生で植物に交わることほど
有益なことはありません。
自然に溶け込んでこそ 
 生きる喜びを感じれます
なぜなら
 人間はもともと
自然の一員
なのですから 」

師匠たちの言葉は
今なお響いております
 
同感でございます!

多くのステイホームの方々が庭に回帰したり
都会の喧騒をはずれて緑のオアシスに足をのばしていると聞きます
これって

帰巣本能なのかもしれませんね!




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美しいと感じたアノンさんはすでにこの課題をクリアしているのでは
ないでしょうか?

庭はなぜ美しいのか  
アノンさんの研究は続きます。