筆者はロールスロイスが一番好きな車である。

こういうと高級車志向と思うが実はロールスが一番好きと公言する車好きはほとんどいない
ただのロールスではなくて ヴィンテージロールス

フェラーリとかマクラーレン、ランボルギーニなどのスーパーカーを好きというひとは周りにいても
いまどきセダンの車でロールス?!という感じなのだ


ヴィンテージロールスロイスを本気で購入するために日本で一番
ヴィンテージロールスロイスに詳しい涌井さんを東京まで訪ねた

ホテルニューオータニで宿泊と彼に伝えると彼はロールスロイスで迎えに参上、まずは彼の自宅に招き入れた。彼の自宅は文京区東大赤門近くのレンガ造りの洋館。

家のリビングにまんま入れたロールスを見ながらしばし車談義を行う
ユリさんとアノンさんも眼をぱちくり。家の中には昔ながらの振り子時計が壁一面に飾られ時計屋さんと見まがうが 聞けば代々大手時計の創業者メンバーと、道理で。



埼玉の涌井ミュージアムまで移動して僕の購入予定の車を確認
アノンさんと試乗してなんども確かめた
涌井ミュージアムには あの昭和ダンディズムの極致 白洲次郎氏のコレクションがたくさんある、
自分もヘンリープールで何着かオーダーしておりますと伝えると
涌井さんのご厚意で 白洲次郎さんが調達した
英国サビルロウのヘンリープールのジャケットを着させていただいた

涌井さんは静かに 
「このジャケットを実際此処で着用したのは ツタヤの佐藤会長と あなただけです」


と云われる。恐れ多いことですと言いながら ジャストサイズ。僕にあつらえたと思うぐらい
アノンさんには 絵本までもらってご馳走までしてもらって
さあ いざ 契約というくだりに
なって アノンさんから異議が唱えられた

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写真はまさに契約寸前 このときはサインする方向だった筈です。



普通5歳の彼女から異議といっても それで普通は終わりそうなものだが
実際に彼女物言いを訊けば あまりにも至極正論で もうそのときは涌井社長も反論できません

結果的に 涌井社長のニューオータニまで送りますよと進言を断り我々はタクシーでミュージアムを後にした、 結果的に ロールスロイスには 縁はおあづけになった

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車遍歴といってもイタリアのランチアテーマ、500SL、750i, AMG、レクサス、今のボルボと25台
基本輸入車を主体に乗り継いできたが 思い出の車といえばランチアだろう

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                           ランチアテーマは一番内装が気に入っていた車だった 
       毎日エンジンがかからないのが欠点だった 笑

最初に乗ったのがセリカ、次が当時象徴的に社会現象になったシーマ、これをあえて東京の企業仕様にして 誰から見ても公用車!、銀行の頭取かという仕様にかえて20歳そこそこの若者が銀座や六本木などで路駐していた。
(ふつうの若者はヤンキー仕様にするが、発想を変えて真逆をどうどうとやっていたわけだ)
当時は 本当にこれを知っている証人が少なかったが ロールスロイスよりも シーマ・セルシオ公用車然としていたほうが 本当に路駐違反を免れることができたのはいうまでもない

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小型車にはまったく縁がないが 母が80歳を超えてからシトロエンなどを乗りたがって気分よく乗っていたのでたまに運転してみるとなかなかいい。

最近になって気になっているのがイグニスとスイフトと伝えると知人が
驚いてスイフトを乗せてくれた。ぼくが小型車に興味があるなんてと思ったらしいが
すでにスイフトやイグニスが小型者の範疇であるかというと疑問だ
所感!
実にいい、スイフトスポーツはとんでもないスペシャリティーカーであり
これで200万円はまさにバーゲンプライス、イグニスの走りはこれほどではないだろうが
欧州戦略車とは、このレベルまできているのかと驚愕した

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スイフトはもういまや3ナンバーの車幅にパドルシフトまで用意されている
なんと 圧巻、車の剛性もオートマ制御も完璧だった

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今の車は値段が高くなったと思っていたが、 
このクラスはまさにリーズナブルこのうえなく また性能は格別にいい

ただデザインはどうしても譲れないものがある

イグニスのデザインで スイフトスポーツの走りだったら 最高だな 
こんどイグニスの試乗もしてみようと

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随分まえに小型っていったら 右側だったんだから ね〜
4年前のパリでのフォト