キタニ本社ショールームGRUKにて、ロイヤルコペンハーゲンヴィンテージコレクションのうち、Axel Salto(アクセルサルト)シリーズとGEMINA(ゲミナ)シリーズを販売されておりました。
アクセルサルトシリーズの食器は、シンプルで、木の葉のような文様が美しく、各国のデンマーク大使館で使われていました。
GEMINA(ゲミナ)シリーズの女性デザイナーGertrud Vasegaardは、日本の陶磁器文化に大変精通していて、このシーリーズにも影響がうかがえます。
もちろんデンマーク製
とても飲み口が薄く繊細に味わえる形態
とても優美な形

この素晴らしさ

写真では伝わりにくいんですよね

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1950年代以降、ロイヤル コペンハーゲンは、デーニッシュモダンスタイルのテーブルウェアを発表します。それは機能的でミニマリスティック、そしてかすかに東洋のエッセンスを感じさせるスタイルでした。それらは、アクセル サルト(Axel Salto)、トリキルド オールセン(Thorkild Olsen)、 ヘニング コッペル(Henning Koppel)、ゲートルード ヴァセガード(Gertrud Vasegaard)および グレーテ マイヤー(Grete Meyer)によって制作されます。そのデザインは、1880年代以降、ロイヤル コペンハーゲンの工場で受け継がれてきた中国や日本の陶磁器に関する深い知識だけでなく、高い芸術性や職人の技によって特徴づけられます。ある意味でアクセルサルトやヘニングコッペル、ゲートルードらは中国伝統の模倣から外れて独自のdesignへ自信を持って歩みだしたロイヤルコペンハーゲンのアイデンティティを確立したとも言えます。