なぜいまさら ジョージマイケルか
このアルバムには特別がある。
1990年9月3日世界リリース
今から30年前にリリースされたアルバムだ
1987年のソロ・デビュー作『FAITH/フェイス』の圧倒的な成功により、ジョージは、世界的規模で何百万枚ものセールスを記録できる数少ないアーティストの一人になった。
これは、レーベルにとっては願ってもないシナリオだったが、ジョージには違う考えがあった。常に注目を浴び続ける“24時間ポップ・スター”になる事を望んでいなかったジョージは自分の作品をどう世に出すべきかということに関して、悩み自身のアーティストとしての本能に従い決断した。
リッスン・ウィズアウト・プレジュディスVol.1のアルバム・ジャケットに自分の姿を写真として出さないと決め、大々的なアルバムのプロモーション活動も行なわなかった。
これにより、ジョージとレーベルの間にはアルバムの宣伝のあり方において意見の相違が生じることとなった。
それでも『リッスン・ウィズアウト・プレジュディスVol.1』は世界中のチャ―トで首位を獲得し、マルチプラチナム・アルバムとなった。同作はイギリスでも1位を記録し、『FAITH/フェイス』を上回る4×プラチナを記録している。そして何よりも、先例のないことを成し遂げる世界的スーパースターが我が道を切り開いた作品となった。
それから四半世紀が経ち、ジョージはどういわれようとこの世を満喫してこの世を去った。
その日の夜 かれの鎮魂を込めて
フェイスよりファーザーフィギュアとこのアルバムを聴いて口ずさんだ。
彼は三度 ポップスターとしてのデビューを飾ったことになる
一度目がワム。 デュランデュランと並ぶ英国ポップスアイドルとして
二度目がジョージマイケル フェイスでダンスミュージックとして世界を席巻した
三度目がジョージ・マイケル 偏見無く音楽を追求して世間は受容し驚愕した
LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL. 1
このアルバムは人生で最も聴いたアルバムの一枚だ。(次がティアーズフォーティアーズかも)
車の12枚CDを操作するパイオニア製のCDチェンジャーには3年この一枚が常に君臨していた。
このアルバムが大好きでついには当時は珍しかった車載ビデオデッキを搭載してMVを流していた
FMラジオ局に出入りしていてクラブDJもこなしてサンプルCDなど無数に入手
数千枚以上のCDを有していたボクにとってこのアルバムはつねに特別の指定席を得ていた
なんだろうね いま聴いても 信念みたいな崇高さがぷんぷんする
▼
いまこのアルバムが再評価されているらしい。
1950年から2000年までの ベストポップスアルバムと評価する評論家もたくさんいる。
偏見なく聴いてほしいと彼は この題名をつけた。
VOL1 VOL2は聴きたかったが 我慢するとしよう
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。