古くからの彫刻がある
まあ胸像は怖い印象もあるので遠慮したい
正面を見たものも ユリさんが怖いという 処分した

横顔で 彫刻なら いいだろう

コルネイユとラシーヌである。

この彫刻は  我が私邸にも 現存している

彼らが  同時代に生きたのは  偶然ではない

彼らが  生きた時代  それは太陽王の時代である
パリに行かれたら 必ず 一度は訪れてほしい ベルサイユだ。

11年前に わたしは ベルサイユに訪れた・・。
ウディアレンの映画を観た影響だから? ではない


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72年にわたりフランスの頂点に君臨し、ベルサイユ(Versailles)宮殿を欧州の権力の中枢にした太陽王として知られるルイ14世だが、その偉大さはおそらく軍隊よりも芸術家によるところが大きいのかもしれない。

太陽王の時代を覗きたくなったから・・・・・。

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 ルイ14世に着目した初の大規模な展覧会「Louis XIV, the Man and the King」がベルサイユ宮殿で開かれていた。フランスで最も有名な王の強力なイメージを形作る支えとなった絵画、彫刻、家具、宝飾品など300点を展示。構想には2年を費やした。中にはフランス革命以後、初めて公開されるものもある。

「政治的には、ルイ14世は古臭い制度に属している。しかし、芸術と文化を通して、現在の我々とつながっている」


ベルサイユ宮殿美術館の館長でこの展覧会の創案者でもあるジャン・ジャック・アヤゴン(
Jean-Jacques Aillagon)氏は太陽王を振り返る。

 1638年に生まれたルイ14世は4歳で王位に就き、1715年、76歳で死去するまで在位した。その間、3度の大規模な戦争を行い、2度結婚。フランスは欧州最強の国家へと成長した。

 20代の頃、父親の狩猟用の山荘だったベルサイユを王宮とし、パリ(Paris)から政府や軍司令部を移した。

 このとき、様式や表現に対するルイ14世の眼識が生きた。演劇ではモリエール(Moliere)、文学ではピエール・コルネイユ(Pierre Corneille)やジャン・ラシーヌ(Jean Racine)、絵画ではシャルル・ル・ブラン(Charles Le Brun)やピエール・ミニャール(Pierre Mignard)、音楽ではジャン・バティスト・リュリ(Jean-Baptiste Lully)、建築ではジュール・アルドゥアン・マンサール(Jules Hardouin-Mansart)やルイ・ル・ボー(Louis Le Vau)、庭園ではアンドレ・ル・ノートル(Andre Le Notre)らを取り立てた。

「ルイ14世は常に新しいものを愛した。作り上げたばかりのものを壊し、最新の流行に合わせて作り直した。宝石で飾り立てた目立つ黒のベルベットの衣服を着た。世界で最も偉大な王として人前に出ることを尻込みする人物ではなかった」

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劇作家コルネイユと作家ラシーヌ

当時の黄金比 ギリシャ神話と古代ローマを重用し古典劇の基本には「時の単一(1日の間)」「場の単一(1つの場所)」「筋の単一(1つの主題)」という三一致の法則を用いる事

当然ながら人気作家の二人もここを遵守して一世を風靡するわけですが

不一致と難癖をつけられたコルネイユと規則を最大限に生かしたラシーヌとされています

事実としては 今も燦然と輝く劇作家であることは言うまでもなく
コルネイユの代表作 喜劇のメリット 悲劇の『ルシッド
ラシーヌの代表作 『アンドロマック』、『ベレニス』、『フェードル』

今も上演される作品は多い。

モリエールは先に紹介した2人とは違い、作家活動すると同時に俳優と座長をこなす器用な人物
人間の弱さを描いた風刺作品を多く制作し、フランス古典喜劇を完成させたと言われる
演劇だけでなく交渉や営業の才能に優れたモリエールは、王弟殿下専属劇団という肩書きを手にすると、やがてルイ14世にも気に入られ王室所有の劇場の使用を許されるほどの成功を収めた
人間観察による風俗描写と心理展開を得意とし、典型的人物を描いた性格喜劇を多く制作
代表作には『タルチュフ』『ドン・ジュアン』『人間嫌い』などがあり、ルイ14世の前では『エリード姫』『はた迷惑な人たち』などの喜劇を演じたと記録される

紙幣や切手に取り上げられるフランス史上きっての文化人でもある。
改めて お見知りおきいただきたい。