いま これから すてきなアーティストを挙げてとされるなら
流マニカさんかと思う

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ひとつふたつ 転がれば
モネと並ぶかもしれない

おおげさな話ではない

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岡田謙三というたいそうすばらしいアーティストがいた
大変に孤高な方で日本の枠にとらわれない方でしたが
ニューヨークの伝説的画商ペティーパーソンズに認められ
さらにロックフェラー財団にも認められ順風な画家人生を歩んだ方だ

ただ 彼が唱えた幽玄主義は いまの時代からみても 芸術の歴史を塗り替えるほどのパワーが
あったのにもかかわらず あとが続かなかった・・。

ゆえに 残念ながら 今の時代に 岡田謙三の足跡をたどる方は 
日本にも ニューヨークさえも少ない



流麻仁果のそれは その岡田が取り組んだ幽玄に相通ずるインパクトを感じる

比較はいけない


さあ 改めて 彼女の描く そのものを見てみよう
近くでみても 彼女の線は みなぎる気がある エナジーだ


これだけの色を使って まとめあげ 空間に馴染ませるのは 調和性があるからだ

室内空間と絵画は 切り離せない 美術館に納まって すべてではない

いま これから と訊かれれば 即 流麻仁果 に注目されたい

筆にエナジーが乗っている
その筆のおもむくままに色が続く
徒然なるままに
色は続き
やがて 現れる描画に 
心が 表れる
見るものは 
そのこころ
洗われることだろう