WEB講演の前に担当者から

「 おしゃれですね〜 」と上から下まで靴から着ているジャケットを覗かれた

まあ おべんちゃらであるからして まともに捉えたら こちらが阿保となるわけだが
とはいっても 相手にしないわけにはいかない

靴はベルルッティーのローファー・パンツはPT05のデニム(バストアップっで喋るWEB講演)・タイはロンドンDRAKS'sであるが これを説明したら野暮となる
マイナーブランドであるイタリアのダニエルアレクサンドリーニについて説明しようとすると
どうやら そのジャケットについているピンバッジを注目している?!

おっとこれは!!

これは 説明をよそう。 なぜなら ぼくも それを詳しく知らないからだ。



さて となると

なぜに これを説明できないかを 説明してみよう (説明できるんじゃん)

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ごらん頂こう  
PIET HEIN 教授 天使のピンバッジである

PIET HEINは、誤解しないために EEKではない
(このEEKさん 本当に紛らわしいよね〜)
PIET HEIN 教授は デンマークのダビンチさんだ

詩人にして哲学者・数学者であり 建築家 家具もつくるし プロダクトデザイナーでもある

希代の天才だ。
ぼくもかれのスーパー楕円に魅了されてじつにさまざまな楕円を採用している

また彼の 詩 が とてもいいのだ

ロイヤルコペンハーゲンより以前は 彼の詩が描かれた スーパー楕円の陶板が出ていた
彼の詩は Gruk という書籍でも知ることができる

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実にシニカルに実にコミカルに

実にシンプルに

詩がしたためられている

そして
この詩には
さまざまな天使が出てくるのであるが
この天使をモチーフにピンバッジを作成したものが


今回のジャケットに付けられている

天使のピンバッジなのだ!!!


ぼくは とある 北欧家具のお店でビンテージものでデンマークで調達したという
ふれこみで 在庫が3つだけあり すべてを購入したのが12年前のことだ

ただし

ただし

実は 世界のマーケットを確認しても
この情報はまったく出てこない

デンマークのピートハイン事情をよく知る人物に確認しても
このピンバッジの存在は確認できなかったのである

本当に デンマーク物なのかも今は定かではない
もうどんなに調査しても分からないのだ




そんな様子を見て
ピートハイン教授も天使も

笑っているようにもみえる

いわく


自分にわかる
範囲を超えた時

私たちは自分たちが
箱の中にいたことに気付く。

いわく

私たちは毎日を
最後の日であるかのように生きなくてはならない。

いわく

他人を喜ばすのも怒らせるのも必要はありません。
自身に喜びがあればいいのです。

いわく



そうか じゃあ 調べるのは

よそうじゃないか