会話でいいねとなって
5年からゴソゴソ探していた
どうやら神戸と札幌に専門店があるらしいと
探しにも行く
フランスパリでもウロウロ探していたが
結構この2店で買い付けがされているようで
なかなか無かったりする
で! 結局 神戸のお店でゴソゴソ探しても
日本人に合わなかったりして
フランスヴィンテージそのまま日本人に合うような
眼鏡って無いですか?
と探すと
二子玉川のお店でGUEPARDを知る
ギュパールと読む
意味はフランス語でチータか
聞けばゴソゴソ探していたお店の店主同士で現代と日本人にモダナイズに解釈し直してリリースしたらしい。何だそうだッたのか
4年前早速この中から1本をしたためた。
先日、京都のヴィンテージ眼鏡専門店で
またゴソゴソ探していたら
フランスヴィンテージを
特にLESCAが気になり
その店の在庫確認
申し分ないすべてを
総勢50本近くを試着したのです!
今はアパレル含めて空前のフランスヴィンテージ眼鏡ブームとなっています。
そして4年前までは知る人ぞ知るGUEPARDも業界人なら知らない人は潜りという程の知名度に!
その内の何本かは気に入りましたが
アノン嬢とおユリさんから○をいただけたのは
たったの1本!!
それが
LESCA tilt/col.100
だったのでした。
改めて
此方でフランスヴィンテージLESCAと
僕のGUEPARDを比較して あれれ!?
そっくり クリソツ!でありました。
LESCAさんはもう何百と型がありますし
GUEPARDさんも数十と型ありますし
此方で確認する限り
このGUEPARDは間違いなくこのLESCAを完全インスパイアしたものと確信したのです
▼
改めて不思議なのは
ある程度精密な眼鏡というプロダクト
ほとんどの精密な他の製品はヴィンテージとは比較しようが無いほどのモダナイズ変化を遂げている昨今
あらゆる森羅万象のプロダクトでタイムレスデザインというものがありながら時代の流行で
ヴィンテージからの昇華がそしてアップデートが余儀なくされています
言い換えれば 不憫にもそのデザイナー達は タイムレスな美を心の中で称えつつも売るために いや食うために その美を表面的に否定して最高峰の自分のデザインを上塗りしていく作業を幾重にも幾重にも繰り返し虐げられているとも言えます。
例えば自動車などは未だにヴィンテージデザインの方に豊かさを感じますが今の車のデザインを見る限りその影響はかすれて多くはそうではありません
マスプロダクト 大量生産 資本主義原理の中で
最新こそ最良神話が脈々と洗脳されています
自身は例えばパリでも最高峰とされるオテルドクリヨンの前にいつも停泊するヴィンテージシトロエンを見ると うっとりと時を経つのも忘れます。
モーツァルトの音楽デザインもモネの印象派油彩も
今更アップデートが出来ようがありません!
ストラディバリウスさえもアップデート出来ないのですから
しかしながら現実的にプロダクトには売れていくための哀しい性が宿っているのです
ヴィンテージこそ最高などと言える権利は
かなりのマイノリティーと言えるでしょう
ある意味
マイノリティー権利を静かに行使できるプロダクト
そう!眼鏡ぐらいはヴィンテージ回帰がしっかりと許容されています
今日もその権利行使 静かにさせていただきます
その行為が本質的美にタイムレスな賛美を讃える一票となる事を祈って…
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