地球上で人間という生き物が誕生して数千年の歴史。

これほどジェンダーの違いにクローズアップしてきたのは今だけではない。
記憶にしたがえばヨーロッパの18世紀から19世紀にかけての女性運動が最も大きい変革だったと思う

女らしさ・貞操・純潔・結婚・出産・寡婦・オールドミス・セックスワーカーなどの言葉はすべて女性に向けて造られた言葉。古代から中世にかけては従順さと貞淑であることこそが女性の美徳とされながら一生の純潔は勲章のように崇められその横で、男性は不埒に不倫や一夫多妻も豪傑などとして謡われるのだから矛盾性は天井を突き破っていたことだろう。


女性を同じように登用すべきという意見がここへきて様々な場所で取りざたされている。
仕事の方向性の中でダイバーシティーを重んじようということとジェンダーギャップを解決していこうという方向性がマッチして 女性を会議の要に登用することも増えてきた。
この間も、その方向性の延長線上で委員会の委員に登用された女性がこう発言した。
「 まだ子供も小さいので会議の終了時間が遅れるとちょっと困ります 」
当然の理のご意見である。
そもそも日本はこのような女性の出産・育児にもある程度配慮してきた背景もあったはずであるが
いつの間にかマタハラの代表国入りして驚いた。
「 それはもう当然でしょう。 こどものお迎えの時間に間に合うように退席すればいいのです」
すぐさま助言したのであるが
「 そもそも私のような育児の女性がこんな大変な委員会に出席するのはいかがなのでしょうか?」
ある日は 仕事を指導してここをこうしてここをこうしてというと
「 私は女性なので体力的に無理な場合もありますので考慮していただくと・・・」
「 そうですね、ここは体力的に難しかったかもしれません、男性に任せましょう 」

そんなさなかに森元首相のご発言のニュースが巷にあふれ問題化した。

このように女性をある程度、公平にジェンダーギャップなく扱おうと思っても
またダイバーシティーに登用しようと思っても 矛盾点にぶつかる。

統計をしたわけではないが 
「 女性を男性と同様に同格に仕事でもしっかり登用してほしい」
というニーズを出している女性
「 私たちはあくまで女性なので女性働き方改革の前提で働かせてほしい」
というニーズを出している女性

女性は全く二種類別で存在しているのではないでしょうか

今の男性たちは職場において それらの女性たちに完膚なきまで挟み撃ちにあい
ぺっちゃんこにされている

男性こそが ジェンダー問題の一番の餌食になっているのではと穿っています。

そこで男性諸君 職場を放棄して家庭に戻り
すべてを女性に渡してみてはどうであろうか?
それほど公平が欲しいのなら 歴史上において男性が長らく家庭の主たる就労者であった歴史のつけを
今こそ払ってもらってもいいのではないでしょうか!!!

すべてを女性にお渡しして 男性は家に引っ込み 新たな男性のダイバーシティーを目指そうでは
ありませんか?!

追記・そもそも7年も長生きしている女性様
寿命の性差ほど不公平なものってないかもしれません