装飾も華美ではなく控えめで

実用に長けている

どちらかというと
派手でなく
どちらかというと
地味な

見る人が見れば
胸を打つ
仕上がりの良い
それを真に美しい

工芸品やモノがあります

この世に生きていて
多少なりとも美を感じていたい人なら
それを大事にしてほしい美に触れる瞬間

そう思えた喜び
モノとの共鳴
美の真髄に触れたときは波動さえ感じるでしょう

どこから見たらどうこうはないものです

美とは、ぐるり見ても 美しい

そういうものを作る人を度々見てきましたが
大概 素朴な人が多いものです

心から尊敬します

昔から、一流の職人さんは自分の名前をあからさまに名乗る事はありませんでした。

改めて今の自分を顧みます
さあ、個展に足を運ぶ自分に懐疑的になることさえあります。

群がる客
あっという間に完売…
焦ってどれにしようかなと手に取る客

有名な作家だと知って買う、群がる人は
自分に自身がない人だと持論を持っていながら
まさか自分も同類ナノではないのか?

NIGOさんや前澤友作さん、サイン東京さんの審美眼を茶化す訳ではありませんが彼らが眼をつけているのは作品ではなく元々有名なアーティストばかり(笑)
正直、調ベル暇さえあれば誰でもたどり着くことができます。ああ言う買い方はモノにとっては倉庫主をマッチングしていると茶番に感じます。

悪いこととは言っておりません。
買う方、売る方全ての茶番ですから。

ですからモノの作り主にチャンネルをチューニングする事はやめました。
ぶらりぶらり
自分の気に入りましたに従うだけですので

どんなに人が偉ぶっていても
物より永く生きることは出来ません

だからものの魂ってのは
一人のひとだけでなく持ち主を越えて
多くの人の心に入り続ける事も
出来るのでしょう


自分が初めて選ぶものが
時を超えていく

なんて事も
嬉しいじゃありませんか