何だろ……
もう何だろ どどのつまり 空間は、自然が造ったものでない限り、人さまによって
作り上げたものであるわけで

人それぞれあるように、ものも、造作も、建築も、ひとの何かしらが、込められている

曰く、前澤友作が語りき
どこぞのミッドセンチュリーフランスのソファや陶芸やら煩く能書きを言いながら、これぞこだわりな空間を自分以外の誰かに語る浅ましさは、薫りが胡散臭く、
ああならなくて……ヨカッタと何度も呟く

あれを造ったわけでもなんでもないのに、我が物のように語るのは、聞いてるこっちが真っ赤にテンテン顔何倍もの腫れ上がり覚悟モノの酷さだったなと……

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ヒトとはやはり不思議なものである

何にも語らなくても、帰り道電車に揺られながら一言三言、喋ったかなと思い出せないのにその人の何とも表現しにくい魅力に引き込まれる。気配というか佇まい、気品なのかな、もっといい言葉を知らない自分の語彙力を呪いたいネ

「気品」というのは、買えないもの、身に付けられないものだよね、
そう思ってから、せめて身の回りを「気品」で固め始めたのは30代を過ぎた頃
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40代になってそれらが
「気品なる」モノと「気品めいた」モノと2つに分かれている事に気づく

そうやって、「気品」の韻律をトントン、トントンとグランドピアノの調律師ヨロシク、合わせていたのだろうと

大きくもなく小さくもない

豪邸でもなければ小屋でもない

家でもなければ美術館でもない

古くもなければ新しくもない

洋でもなければ和でもない

北欧でもなけれは英語でも仏でもない

アンティークでもなければモダンでもない

そんな空間がここにある

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車両室Aは

建っているというより動いているのか

タイムレスなのかタイムスリップなのか

うん千点のモノやアートがそこにあるようでそこには…いない

まるでPARISのヘミングウェイバーで帰り際にニコッと笑うカウンターの紳士のように
何も語らないが、語る人の何倍もの印象を残す …今、目の前には居ないのだけれども… 残像の瞼は、いつでも彼を目の前に鮮明に焼き付けて………浮かび上がらせる………

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「 今どきは、何でも情報がSNSで見てたり情報………あるから直接見に行かない人増えてる………」

佇まいや 空間や 言動には

生き様みたいなものが、隠していても出ちゃいますヨネ………嫌になりますよ

絶対隠せない 隠そうとすればするほど出る

まあ、飼ってるペットにも出ていますヨネ

東京のタワマン辺りの夫婦が連れてる犬さん達見てたら腹が捩れます

犬様のが気品がありますからね
飼い主の何百万倍も………笑

犬が奴隷の人間を連れてる構図 
Theシュール乙


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