Le generique cafe
カフェ・エンドロールに行くときは、ちょっとだけ緊張する。嫌な緊張なんかではなく、言葉にしにくいが子どもが初めて、自分だけで電車に乗るような………。

洗いざらしのブルーのオックスフォードシャツのお兄さん。天然パーマかパーマをかけているのかは聞いたことがない。無造作にクルクルした髪の毛。
「ボンジュール」
日本なのに、このカフェでは、そう声がかかる。もう慣れた。

このカフェでのお決まりは、フラットホワイトを頼んでいる。

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そして、おやつに「バケットミルフィーユ」

よくわからないが、絶妙な7mmカットされたバケットが7枚に重ねられて、クリームとハチミツが閉じ込められたモノ
中心に…ブスッと木の串が刺さってる

お兄さんに最初
「これ、どうやって食べるんですか」
「お好きなスタイルでどうぞ」
「………」
お好きなスタイルも何も浮かばないが
顎が外れそうになりながら
食べて、食べ方はどうでも良くなった

飛び上がるほど美味いのである。

心地よい日差しが入り込んだ、向かい側の大きな白い壁に、いつも映像が映し出されている。
はじめは、気にもしなかったが、よく見ると字ばかり………

そのお店のこだわりがわかってきてニヤけてしまった。

名画の映画のエンドロールがかわるがわる映し出されている………音楽とともに………


何となく、心地よい

カフェ・エンドロール

あまり人には教えたくないな…
でも………教えたいような…

注意▶カフェ・エンドロールは実在しません
そういう事にしときます 笑

ボンソワ❥